こんにちわ。
寺庭のたまごです。

お彼岸も中日を過ぎました。
昨日で彼岸会は終わりましたが、
まだまだ六波羅蜜の
修行に励む期間です。

休み明け、
皆様いかがお過ごしでしょうか。


9月23日 秋の彼岸会法要
9:00〜 善福寺






今回の彼岸会では、
六波羅蜜の中の6つ目、

智慧行
=真実を学び、
命そのものを把握すること

についてのお話でした。


人は死んだらどこに行くのか、、、


引き寄せて結べば紫の庵なり

解くればもとの野原なりけり


生まれてくる前の姿が

どうだったのか。

お父さんとお母さんが出逢い、

その前は

それぞれの身体を支える食べ物だったり

空気だったり、細胞だったり、

直接見えない形で

すでに存在していたのかも。


改めて、
目に見えない状態だった自分が、

様々な出逢い、縁によって

目に見える状態に
生まれることができた、

その奇跡に有難いなぁと

思い至ることができました。


またお経の中で、
色即是空という
フレーズがありますが、


見えるものも見えないものも
等しく在って、尊いもの

ここでやっとこのフレーズが
身体に心に
染み込むようでした。



15時〜 宝壽寺






宝壽寺では、

気持ちのいい風と、
セミの鳴き声と、
時折電車ではなく、汽車が走る音、
そして御詠歌、、、


秋の空気が
めいっぱい感じられました。




秋といえば、



善福寺の玄関に飾っている
先生が生けて下さった生け花。

ある檀家さん曰く、

「初秋の生け花は難しいねぇ。
これは
秋のコスモスと
夏のリンドウと同居していて、
季節の変わり目を表しているね。」


お花を見て、
色んな感想や意見を
聴かせていただけるのは
何とも言えない楽しさです。


季節の変わり目、
くれぐれも
体調に気をつけて
お過ごしくださいイチョウもみじ