短期入所を断る時 | 神と仏と日本史

神と仏と日本史

歴史 神道 仏教 仕事への思いをひたすら書き綴ります。
歴史は日本史が特に好きで南北朝や室町・戦国時代が一番好きです。
ちなみに幕末は断然佐幕派です。

短期入所はニーズが高い事業であることは十分わかっている。
受け入れ、調整担当になり日々過ごしていると新規の相談がどんどんかかってくる。

国は在宅へ、、、地域へ移行させようとしているが、入所施設が必要なことは火を見るより明らかだ。

そんな中ここ2カ月くらい1人、新規の利用者を受け入れた。
まだ学生の女の子だ。

人は環境によって黒くも白くもなることを見せつけられた。
大きな声で一日中騒ぎ、何をするにもこちらの指示に従えない。
夜は1人で寝れないから他の利用者の部屋に布団を持っていく。

はっきり言ってむちゃくちゃだ。
自分がいる事業所は昔は自立した人が集団生活をしていた場所だ。

その為一般的な短期入所をしている施設とは構造が全く違う。
男子棟女子棟完全に別れており死角も多い。
主にリビングでしか利用者を見ることは出来ない。
利用者は居室以外にはリビングで集まるしかない為、騒がしい利用者がいればずっと我慢しないといけない。

正直最近来た新規の利用者は騒ぎ過ぎた。完全に環境的に向いてない。

誰が見ても合ってないだろう。
その為、相談員と話をしお断りさせてもらった。

相談員としては受け入れてくれた方が嬉しいだろう。
また調整しないといけない。

しかし、それはやってもらわないといけない。

短期入所はホテルではない。

部屋が空いていれば誰でもいいとは言えない。
いや、私は今後そういう対応をさせてもらう。

中には事業所のレベルアップの為に、、、とも言われたがはっきり言ってそれは違う


現在の利用者をほったらかしにしていた去年、、、
四月から今いる利用者をしっかり支援して行きましょうとのことでこの半年やってきたはずだ。

それで新たに新規の利用者を!
となればまた今いる利用者はほったらかしになってしまう。

それにレベルアップの為に受け入れると言うのはわかるが、今それ?って思う。

なら今いる利用者をしっかり支援し対応していけば職員もレベルアップするはずだ

他にも現事業所でなら利用を増やしてもいいと思える利用者は何人かいる。

そもそも



レベルアップは自ずからしていくもので、
それ「レベルアップ」を目指して利用者を受け入れるのは如何なものか?

その利用者、親、相談員には悪いが他の利用者に多大な影響が出始めている。

今私のいる事業所の職員がどこまで考えているかわからないが、今度会議ではっきり言わせてもらう。

管理者も変わり、先行きは不透明だがやるしかないだろう。

はっきり言って他の職員には任せておけない。

リクームに挑むベジータの心境で頑張ります。

批判も反論も大歓迎。
想いをぶつけてきやがれ!