大阪府吹田市5歳少女死亡事件
小倉優華(ゆか)ちゃん(当時5歳)が、1992年4月28日夕方(午後6時以降)、吹田市千里丘上の自宅近くで遊んでいて行方不明になり、翌日早朝、南西約8.5キロの豊中市穂積の教会駐車場で遺体となって発見された。優華ちゃんには、頭や両足を骨折し、タイヤにひかれた跡があったため、ひき逃げされたとみられている。
死亡推定時刻は、午後8時ごろで、頭部に陥没骨折が2箇所あり、即死状態。その後、犯人は、 優華ちゃんを吹田市江坂町四のため池「前田池」に運び、遺体を洗ったとされています。
優華ちゃんは、すべり台や、花びらを使った色水作りなど、何にでも興味を示し、自宅からニンジンを持ってきては園内で飼っている二匹のウサギにあげるのが好きだった。
その後も述べ約8600人を投入して捜査を続けたが、有力な情報を得ることができずにひき逃げ事件としての時効が成立し、2007年4月28日に殺人事件の時効も成立した。
優華ちゃんが通っていた幼稚園の当時の園長は「幼い子供が被害に遭う事件が起きるたびにの事件を思い出す。時効を迎えても我々の悲しみに区切りはなく残念でならない。」と語った。結局4つの事件すべてが遺族や警察を含め、無念な結果に終わってしまった。