アキヒロ カイロプラクティックのブログ
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妙円寺詣り、いざ出陣❕

還暦祝いに赤いちゃんちゃんこならぬ赤い甲冑!

 カイロプラクティックの先生仲間が鹿児島に集結し、私の還暦の祝いを兼ねて、甲冑を着て鹿児島三大祭りに数えられる妙円寺詣りに参加してまいりました。

 将軍用の甲冑のお重さは20㎏。道のりは鹿児島市内の照国神社から伊集院にある妙円寺までの20km。

               

 照国神社のある低地からシラス台地にあがるための急坂は、その後の坂が平地のように感じるほどの急こう配で脚が前に出ない。

 身体を前に倒すと兜が重くて頸が辛い。平地はほとんどなく下ったかと思えばまた上り、本当に60年間の人生の歩みと重なる。

 妙円寺まで1kmとなって平地になれども、今度は脚が重くて速く歩めない。

 人も歳をとると気持ちはあっても身体が動かない。

 しかし、妙円寺に到着した時の達成感は格別であった。人生の最後もそうでありたい。

 今回、我々の妙円寺詣りのサポート役として、二人の方が飲料水、食料、救急用具を持って同行してくれた。この方々のサポートなしでは、歩ききれなかったに違いない。

 生きていくのも一人で生きてきたように思いがちだが、周りの方々のサポートがあってのこと。

 今回のイベントで、改めて60年間を振り返ることが出来た。

 私も残すとこと15年余り?これから出会う方たちのサポーター役として、エネルギーを費やしていきます。

左右の脳のつながりを取り戻せば、発達障害は治る!

オックスフォード、ハーバードも注目する、治癒率80%を超える新しい家庭療法

「ブレインバランスセラピー」

 

最近、Dr.ロバート・メリロの本を読みました。というお問い合わせが多く寄せられます。Dr. ロバート・メリロは、カナダ人のカイロプラクティックドクター(D.C)でカイロプラクティック機能神経学を基にブレインバランスプログラムを開発しました。そして1994年からこのプログラムを基に、子ども達の治療にあたっており、今ではアメリカ国内に80か所以上あるブレインバランスアチーブメントセンターでブレインバランスプログラムが使われ、現在までに2万人以上の発達障害と診断された子どもたちが、プログラムを受け幸せな日々を取り戻しています。

Dr.ロバート・メリロの本(英語タイトル「Disconnected Kids」)は2009年にブレインバランスプログラムの原則を基に、親が家庭でもできるプロブラムを紹介する内容として出版されましたが日本語の翻訳がなく、ようやく今年2月に翻訳され「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」というタイトルで出版されました。

Dr.ロバート・メリロによると、今までのアプローチは主要な問題点のみに焦点を当てて解決策を見つけようとするものでしたが、それらに共通する問題点として「脳のバランスの崩れ」があることに気が付いたとのことです。どういうことかというと左右の脳の電気信号による情報のやり取りがうまく出来ていないため、情報を分かち合ったり、統合したりする能力の妨げになって、脳が1つになって働くことが出来なくなってしまう。そのことで異常なほどに高い機能を持つ脳の部分や側、その反対に異常なほど機能が低下している部分や側の脳を持つようになってしまう。子どもの発達過程で、このバランスの崩れはますます顕著に表れ、2つの脳半球が決して1つになって働かなくなってしまう。これが、脳の機能的な「ディスコネクト=繋がりを失う」という現象です。これを修復するには、未熟な脳半球を反対側の半球の発育に追いつかせることです。

朝日新聞の記事によると現段階での研究において発達障害の原因の遺伝的割合は、7%に過ぎないと報告されています。残りの93%は環境的要因ということです。ということは脳半球への刺激次第では脳の発達を促し左右の情報のやり取りを取り戻すことが可能であるということに繋がります。

薬に頼らず、家庭でこのブレインバランスプログラムを取り組めるように書かれたこの本は、発達障害に悩むお子さん、そしてその両親にとって、希望の光になるはずです。

アカシジアを覚えておいてください!

子どもの成長期に瞬きを頻繁にしたり、襟が気持ち悪いのを気にして頸を動かしているような動きをしたり、無意識に声が出てしまったりという「チック」があります。

 

これらは、無意識に行ってしまう動作です。原因として臨床的にストレスやたんぱく質不足などから神経系の調節の乱れとして表れていることが多く見受けられます。

 

 

 このチックとは別に精神科のお薬の服用中に起こる副作用で「じっとしていられず、身体が動いてしまう」「座っていられない」「寝ていても勝手に手足が動いてしまう」というように、チックに似た症状が起きてしまうことがあります。

 

 これは、アカシジアという薬の副作用なので、薬を服用して3日から6週間で現れることが多いのですが、数か月から数年して現れたり、複数の薬の組み合わせによって現れたりするので、副作用と気が付かずに単に症状が悪化したものと思って、さらに薬の量が増えて悪化してしまうことさえもあります。

 

 

 なんか普通とちょっと違うなと感じたら、自己判断で服用を中止したり放置したり せずに、早急に医師又は薬剤師に連絡してください。自己判断での服用の中止によって、さらに重篤な症状が出現する場合があることに注意して下さい。

 

 

厚生労働省の疾患別マニュアルによりますと、「一般にアカシジアは主にドパミン遮断薬により発現し、その中止ないし減量、あるいは中枢性抗コリン薬の併用などにより症状は軽減ないし消失する。その発生頻度は定型抗精神病薬では 2040%と報告されているが、錐体外路症状の軽減を図って開発された非定型抗精神病薬でも、発生頻度はそれほど減っていないという指摘もある。アカシジアの発生機序はドパミン遮断作用が一因と考えられているが、十分に解明されているわけではなく、最近では選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などドパミン遮断作用を有しない薬剤での報告もなされており、アカシジアを起こしうる薬剤は抗精神病薬以外にも多岐にわたる。」とされています。

 

 

発達障害の子どもにも処方が承認されている精神薬であっても、鉄の欠乏や糖代謝異常などが伴って症状が出現しやすくなることもマニュアルに記載されています。

 

発達障害の子どもは、鉄の欠乏や糖代謝異常を伴うことが多く十分注意を払ってください。

赤ちゃんがおとなしくしていれば、親は安心?

このタイトルは、何を表しているか分かりますか?あかちゃんは、寝ているとき以外は目を覚ますと泣く、おしっこをすると泣く、お腹がすくと泣く、お母さんの顔が見えなくなると泣くといったように泣くことから始まります。泣くとお母さんが赤ちゃんの顔を診ながらおむつを触ったり口に指をあてたりしながら泣いている理由をさがしておっぱいを飲ませたりします。赤ちゃんは、歩き始めるまでは右脳が成長していきます。歩行が出来るようになると言葉を使うための左脳が成長を始めます。それまでは泣いて意思を伝えることしか出来ないので、赤ちゃんはうるさいということです。歩く時期になると常に歩き回りおとなしくしていることが無くなるため目を離せなくなります。お母さんにとっては楽が出来ない時期になります。外出しても長くベビーカーに乗っているのを嫌がって泣いたりするので、電車に乗っても気まずい思いをします。こんな時私たちが子育てをしていた30年前では、ベビーカーを折りたたんで抱き上げてご機嫌を取ったり、隣のご婦人があやしてくれたり大変な思いをしました。最近は、ベビーカーを折りたたんでいるのを見たことがありません。寝ている赤ちゃんが多いのですが、スマフォを持っているのを時々見かけます。スマフォで動画を見ていると意味が分からなくてもおとなしくじっとしていてくれます。親も周囲に迷惑をかけずに済みますので安心していられます。

アメリカでは、10年前から0歳児から3歳児までの乳幼児を対象とした幼児向け知育シリーズのビデオがBA社から販売されてヒット商品となりましたが、ワシントン大学の研究チームがこのビデオを視聴していた生後8か月から16ヶ月までの乳児1,000人を調べたところ、1日に2時間以上見た赤ちゃんは、言語能力の評価において、見ていない赤ちゃんよりも悪い結果が出ています。

米国小児科学会では、画面がオンになっていると赤ちゃんが言葉を学ぶ上で欠かせない「親が子どもに話しかける」という行為が減る。お母さんとアイコンタクトをする時間や、表情を読み取る時間が減るため、2歳以下の子どもに画面を見せないように推奨しています。

私の臨床でも、1歳まで普通に成長して歩くようになった子が、母親がスマフォを見せるようになって2歳児検診の時に発達障害という診断をされ、歩き方も逆戻りしてつま先歩きをするようになって、3歳になっても言葉がしゃべれない。スマフォを取り上げようとすると奇声を上げて離さない依存傾向が表れてしまったケースがあります。

子育てはもともと楽なことではありません。子育ての経験からたまには楽をしたいと思います。しかし、スマフォのような便利なツールが、知らないうちに家族を不幸にするツールになることも知っていただきたい。

芸術も施術も本物は人の心を癒す力を持っている!

今月は、素晴らしい芸術に触れる月となりました。

月初め、福岡に従妹が嫁いでおり、訊ねることになりました。

1日目は、太宰府天満宮へ。参道で梅が枝餅のおいしさに浸りながら境内へ進むと3月なのに梅の花が満開。では飛梅の花はどうかと本殿まで進むと、花は終わって寂しい姿。大抵の梅は2月に咲くので当たり前なのだが、周りが満開だけになんとも寂しい。

2日目は、あいにくの雨でしたが車を借り思い切って磁器で有名な有田まで。以前から香蘭社の万華鏡の大ファンで、ぜひ一度訪れてみたかった。香蘭社は、有田焼の店舗が並ぶ街道沿いにある。時代を物語る建物の間にある門を抜けると日本庭園と白壁に瓦屋根の趣のある建物が目に飛び込んでくる。お店は、木造で昭和レトロガラスが入った洋風建築。扉を開けると夢の世界です。店の奥に進むとお目当ての有田焼の万華鏡が、何種類も展示してある。店員さんが、次々と手に渡して見せてくれる。有田焼の絵柄の素晴らしさと質感が感動を誘う。それぞれの良さが際立っているので甲乙つけがたい。一つ一つのぞいてみると思わず「おー」と声が出てしまう。5年ぐらい前にこの万華鏡を知り憧れの品であっただけに、興奮が止まらない。こんな興奮は久しぶり。本物に出会ったという喜び。製作者の思いが伝わってくるよう。是非購入したいと思うのだが、一つに絞り込めない悔しさ。出来ることなら「全部下さい」と言いたいところだが、それは無理。迷いに迷ったあげく、手書きで菊が描かれている「染錦篭菊」という万華鏡を購入。

現在、治療室に於いてある。先日から患者さんにも覗いてもらっているが、皆さん感動している。昨日もストレスで疲れ切った方がいらして、施術後表情が明るくなったので、施術の締めに覗いてもらった。私が最初に見た時と同じように、大感激して家族で有田に旅行に行きたいと気持ちが前向きになった。万華鏡も施術に一役買っている。

是非、万華鏡を見に来てください‼

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