◆一事が万事 Vol.21 | 岸和田(大阪)で働く社長のブログ

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株式会社エスオーシー(メディカルリネン&フードリネンのクリーニング&リース)の2代目(善野謙一)のブログです。

おはようございます、zennoです。

昨日は、事業継続計画(BCP)策定セミナーの受講で一日籠っていました。

頭がだいぶ整理されました。

あとは実行あるのみです。

本日は、「何を強みとするか」について

先日、同業者の2代目と話をしていた時に感じたこと。


弊社は家庭用クリーニングと産業用クリーニングを両方とも事業としていた異質の企業でした。

「選択と集中」という概念からすると、同じクリーニングでも全く毛色が違う事業。



★家庭用クリーニング<プル>

待ち(店舗)の事業。

出てくるものが多種多様のため、一点管理でクリーニング。

クリーニングの品質は経験によって変わってくる。

出してもらうために様々なプロモーションを行う。

ブランドイメージを出しやすい。


★産業用クリーニング<プッシュ>

攻め(集配車)の事業。

出てくるものが限られているので、一括管理でクリーニング。

クリーニングの品質はどこもあまり変わらない。

出してもらうために他社との差別化を鮮明にする。
認知度を上げにくい。



産業用クリーニングだけに集中したこの何年間。

家庭用クリーニングをしていた経験が、生き始めてきていると感じています。



昨日の日経産業新聞では、

セコムがイオングループの家事代行サービスと提携して、クリーニングの保管サービスを展開するという。

今後の家事代行サービス利用者が増えると踏んでの事だろう。



弊社のサービスに、「高齢者の私物洗濯サービス」がある。

医療介護分野では、これまでリネンサプライという効率性を求めるクリーニングが主であった。

しかしながら、高齢化が進み、施設介護や自宅介護が進んでくると

家庭用クリーニングの品質管理が求められる。



現在では、「肌着のみ」や「水洗いできるもの」などに限られたサービスをしているが

今後は、高齢者介護の事業分野において、

「パジャマや肌着のレンタル」と「一点管理の私物洗濯」の両方ができる業者しか生き残っていかない。



私が集配していた頃。

入院しているおばあちゃんに「キレイにしてくれてありがとう!!」とよく言われた。

それがクリーニングに本来求められているサービス。


今後は、このサービスをどのようなプロモーションで時流に乗せていくか。

現在の家庭用クリーニングをしている業者との戦いが始まる。

始まる前に、現在の医療介護のネットワークと家庭用クリーニングをしていた強みを生かして

たくさんの医療介護施設で利用していただき、私物洗濯サービスの重要性を認知してもらいたい。



だいぶ話がそれてしまった。

結局は、自社の強み(モノ・ヒト・カネ・情報)きちんと把握し、

今後の業界動向を分析しそれに合わせて変化させていけるか。



また、逆に自分の弱み(モノ・ヒト・カネ・情報)をきちんと把握し、

補完してくれる人を周りに置いているかどうか。



「一事が万事」
全ては自分の把握から。。。

ここからスタートです。



本日も

キレイを愛し、「気持ちいい」の笑顔を届け続けます。

皆さん顔晴っていきましょう!!


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