おはようございます、zennoです。
昨日は、事業継続計画(BCP)策定セミナーの受講で一日籠っていました。
頭がだいぶ整理されました。
あとは実行あるのみです。
本日は、「何を強みとするか」について
先日、同業者の2代目と話をしていた時に感じたこと。
弊社は家庭用クリーニングと産業用クリーニングを両方とも事業としていた異質の企業でした。
「選択と集中」という概念からすると、同じクリーニングでも全く毛色が違う事業。
★家庭用クリーニング<プル>
待ち(店舗)の事業。
出てくるものが多種多様のため、一点管理でクリーニング。
クリーニングの品質は経験によって変わってくる。
出してもらうために様々なプロモーションを行う。
ブランドイメージを出しやすい。
★産業用クリーニング<プッシュ>
攻め(集配車)の事業。
出てくるものが限られているので、一括管理でクリーニング。
クリーニングの品質はどこもあまり変わらない。
出してもらうために他社との差別化を鮮明にする。
認知度を上げにくい。
産業用クリーニングだけに集中したこの何年間。
家庭用クリーニングをしていた経験が、生き始めてきていると感じています。
昨日の日経産業新聞では、
セコムがイオングループの家事代行サービスと提携して、クリーニングの保管サービスを展開するという。
今後の家事代行サービス利用者が増えると踏んでの事だろう。
弊社のサービスに、「高齢者の私物洗濯サービス」がある。
医療介護分野では、これまでリネンサプライという効率性を求めるクリーニングが主であった。
しかしながら、高齢化が進み、施設介護や自宅介護が進んでくると
家庭用クリーニングの品質管理が求められる。
現在では、「肌着のみ」や「水洗いできるもの」などに限られたサービスをしているが
今後は、高齢者介護の事業分野において、
「パジャマや肌着のレンタル」と「一点管理の私物洗濯」の両方ができる業者しか生き残っていかない。
私が集配していた頃。
入院しているおばあちゃんに「キレイにしてくれてありがとう!!」とよく言われた。
それがクリーニングに本来求められているサービス。
今後は、このサービスをどのようなプロモーションで時流に乗せていくか。
現在の家庭用クリーニングをしている業者との戦いが始まる。
始まる前に、現在の医療介護のネットワークと家庭用クリーニングをしていた強みを生かして
たくさんの医療介護施設で利用していただき、私物洗濯サービスの重要性を認知してもらいたい。
だいぶ話がそれてしまった。
結局は、自社の強み(モノ・ヒト・カネ・情報)きちんと把握し、
今後の業界動向を分析しそれに合わせて変化させていけるか。
また、逆に自分の弱み(モノ・ヒト・カネ・情報)をきちんと把握し、
補完してくれる人を周りに置いているかどうか。
「一事が万事」
全ては自分の把握から。。。
ここからスタートです。
本日も
キレイを愛し、「気持ちいい」の笑顔を届け続けます。
皆さん顔晴っていきましょう!!