本日の入札。
残念ながら落札できなかった。
気持ち的に複雑。
①落札できなかった悔しさ
②あんな単価でやれるはずがないという驚き
③この単価が、ほかの施設へ影響が出るかもしれないという不安
今回の入札で落札できなかったが、一番幸せになったのはどこだろうか?
弊社でもなく落札業者でもなく病院・施設か?
しかしながら、あの単価でやっていくとなると必ず衝突が起こるはず。
そもそも病院・施設側にもだいぶ協力してもらわないといけないことが多い今回の入札内容。
病院・施設側も本当に幸せになるのだろうか?
これまでの入札で思うが、弊社も日々改善努力は継続しなければならない。
それが翌年の単価に反映されてしかるべきだと思う。
しかし、民主党政権になり、最低賃金がどんどん上げられようとしている状況の中で
労働集約型のクリーニング業が今後も継続できるのだろうか?
未来にわたって継続していこうとすると、人件費の安い外国人労働者を雇用するか、
オートメーション化で人件費をかけないようにするしか道はないように思う。
地域の主婦の方々が多いクリーニング工場で、雇用しようという意欲すら減退させられかねない施策。
将来的にも少子高齢化で労働人口が減少する事は間違いなく、それへの対応も必要。
様々な課題を抱えた状態で、どのようにしていくか考え続けないといけない。
一方で、診療報酬改定で10年ぶりにプラス改定になった病院側。
ホッとひと段落出来るだろうが、この10年間に取引業者へのコストダウン圧力も相当なものだったはず。
IT技術の発展で横のつながりも出来、情報収集力もアップ。
コスト比較意識も相当なものになっているであろうことは想像にたやすい。
「行くも地獄、戻るも地獄」
このような状況にならないように、しっかりとした戦略を持ち続けようと思う。