『真総合空手道 圏彗會』 | 全日本武道具 空手道『道場訪問記』

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全日本武道具空手道~道場訪問記~、今回は福岡県八女市、広川町、黒木町を拠点に活動されております『真総合空手道 圏彗會』様をご紹介させて頂きます。




真総合空手道圏彗會は、誰にでも安全・安心、そして楽しみ親しめる空手をテーマに稽古されています。


そして更に『自分の身は自分で守る』という理念を重点的に追求されると共に、社会に飛躍する若い力にとって必要な基本戦略となる為の空手を目指されています。


『武道』といえばどこか堅苦しく形式で固められたイメージを持たれる事も多く、敬遠されがちな中、個人の意見を尊重し、子供から大人まで無理なく目的や目標に応じて稽古できる方針を取られているのが圏彗會です。




圏彗會の代表師範・吉田剛氏は、高校在学中に少林寺拳法を学ばれ、卒業後に芦原空手を修行されました。その後独立され、様々な立ち技打撃格闘技を研究し、合理的な技術体系を確立されました。


そうして立ち上げられたのが真総合空手道・圏彗會です。




少年部の稽古は基本から非常に解りやすく丁寧に指導される印象がありました。決まった項目をスピーディーに“熟す”ではなく、子供達のレベルや体力・理解力に合わせ、ゆっくりと説明を交えながら1本1本をしっかりと…。



防具を付けないマススパーは、常に指導員が近くに付き、怪我を防ぐだけでなく細かなアドバイスを投げかけておられます。




初心者には有段者や指導員が直接指導しながら技術UPを目指します。



本格的なスパーリングはヘッドギアやサポーター等を装着し、怪我の無い様に注意される中で、皆が一生懸命次々に相手を変えて汗を流しています。




一般部のミットトレーニングは、ただ単にミットに対して打撃を繰り出す…ではなく、常にミットを持つ側も動きを出し、実戦を想定しての攻撃を心がけています。




スパーリングも基本的に有段者や上級者が胸を貸す形で行われますが、流石に黒帯の指導員同士の組手は、初心者の粗さがそぎ落とされ、高い技術の攻防となります。




少年部や初心者の指導をしつつ、自ら現役選手として大会に出場しておられる黒帯の皆さんの稽古にも熱が入ります。




何より素晴らしいのは、吉田師範自ら今なお選手として“現役”でおられる事。新極真会主催の大会等に、壮年部ではなく、あくまで“一般上級者”部門での出場を続けられております。



勝ち負けよりも、今の若い現役選手がどれ位のレベルにあるのかを体感させてもらいたい…武道家として、空手家としての純粋な衝動に対し、常に向き合い挑戦を続けておられるのです。




ほぼ常に一般上級者部門では参加者の中では“最年長”となる事が多い吉田師範ですが、空手や協議に対する情熱は年齢や体力など関係なく、今なお衰える事はありません。



それは一つに沢山の道場生達に対し、指導者としてあるべき姿を見せる事、そしてそれによって何かを感じたりつかんだりしてほしいという熱い思いを体現されている事だと感じました。



吉田師範をはじめとして、圏彗會所属の選手の皆様はこれまでの大会入賞歴も輝かしい成績を残されております。


空手を真に愛し、学ぶ仲間と共に自分自身に挑戦し、自己をより高め、強さだけではなく経験や体験により心のこもった言動・行動が出来る様に、日々指導を行われています。



圏彗會は全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)にも参加し、吉田師範自ら率先して大会出場等を始め、フルコンタクトカラテの普及とオリンピック正式種目化実現に向け、努力され続けております。




そして今日も吉田師範の大きな掛け声と、休憩時間のホットとする笑い声の中、道場生皆が一丸となってより正しく、より力強い明日をめざし、空手道を追求されております。




真総合空手道 圏彗會


八女道場

稽古日…土曜・日曜

子供の部…17時15分~19時(八女市総合体育館柔道場)

一般の部…20時15分~22時(八女市勤労青少年ホーム)


黒木道場

稽古日…水曜・金曜

子供の部…20時15分~21時半(八女市黒木町体育センター)

一般の部…20時15分~22時(八女市黒木町体育センター)


広川道場

稽古日…月曜・木曜

月曜日(広川中学校内体育館

子供の部…19時15分~20時半

一般の部…20時半~22時


木曜日(広川中学校内武道場

子供の部…19時15分~20時半

一般の部…20時半~22時