『円心会館福岡支部 久留米道場・田主丸道場・志免道場』 | 全日本武道具 空手道『道場訪問記』

全日本武道具 空手道『道場訪問記』

空手用品ウェブショップ『全日本武道具空手道』が各流派各道場をご訪問・ご紹介!

全日本武道具空手道~道場訪問記~ 円心会館福岡支部・最終回は『久留米道場』と『田主丸道場』と『志免道場』の3道場をご紹介させて頂きます。


まずは、最終回である今回も円心会館について少しだけ…



円心会館という名の由来ですが、道場生皆に対してお互いを家族の一員として助け合ってほしいという意味を込めて、『心』を最も大切にし、また『円』は円形運動の表現でもあり空手において相手の攻撃を円運動で捌きながら受けるという意味を含めたものだそうです。



しかし、それは同時に『未完成の円』を暗示し、ゴールのない、とどまる事の無い前進という意味も込められているそうです。


さて、円心会館久留米道場は、久留米市藤光1丁目のサザンウイング公民館にて稽古を行っております。




円心メソッドは、自分から攻撃を行い、相手を崩して制する技術もありますが、練習時には相手の攻撃を受けると同時に捌き、相手が防御出来ない体制へコントロールします。



更に円心メソッドを使用してくる相手に対し、カウンターで捌くという様な状況を設定し、稽古を行います。



円心空手の稽古は、道場生同士が安全にお互いの技術を高めていく体系を取っておりますが、それは円心メソッドが相手が防御不能な体勢にコントロールし、効率よく相手を倒す技術である故編み出された稽古法といえます。



そして田主丸道場は、同じく久留米市の田主丸町常盤にあります田主丸勤労青少年ホーム3階にて稽古を行われております。



田主丸道場は基本的に林師範が指導を行われますが、その他に森部倉司弐段も指導を担当されております。



稽古時には打撃で相手を痛めつけて倒すのではなく、円心メソッドにより相手を傷付けることなくテイクダウンを奪う事を重視しています。



こういった稽古により、初心者は攻撃を封じ込められない様にコンビネーション・スピード・パワーといった打撃のテクニック向上を目的とし、上級者は初級者が技術を安全に身につけられる様、力をコントロールして攻撃を出す様にしながら、円心メソッドで初級者を捌き、制圧する練習著なります。




そして最後に紹介するのが円心会館福岡支部で最も新しく設立されました志免道場です。


志免道場は、2015年3月30日に志免東中学校体育館にて解説され、瓜生富康参段の元、稽古が行われております。



瓜生指導員は1998年に円心会館福岡支部に入門され、

1999年サバキチャレンジ九州大会 サバキスピリット賞

2000年サバキチャレンジ四国大会 3位

2006年サバキチャレンジ全日本大会 サバキスピリット賞
2008年サバキチャレンジ全日本大会 3位(軽量級)

と、各大会で輝かしい成績を残され、2005年の福岡支部本部道場の指導員を経験された後、2015年より志免道場の代表指導員として活躍されております。


元々は最寄りの道場であるアクシオン福岡道場の稽古が週に1回という状況下、子供達が稽古する回数を増やしたいという要望がきっかけとなり、志免町会議員の二宮みつよ先生のご理解の元、志免東中学校体育館を借りる事が可能となったそうです。


3回に渡ってご紹介してきました円心会館福岡支部、いかがだったでしょうか?

皆様も是非実際に“円心メソッド”を体験してみてはいかがですか?





●円心会館福岡支部 久留米道場

・久留米市藤光1丁目16-30

・サザンンウイング公民館

・駐車場あり



●円心会館福岡支部 田主丸道場

・久留米市田主丸町常盤1111-1

・田主丸勤労青少年ホーム3F

・駐車場有

●円心会館福岡支部 志免道場

・福岡県糟屋群志免東4丁目4-1

・志免東中学校体育館

・駐車場有

・毎週月・水曜日19:00~20:00(祝日はお休み)