奥サンのお腹の中に生を享けた愛する4人目の子どもが、
この世の人生を全うし他界ました。
陽の目を浴びることなく。
3ヶ月足らずのか弱い命。
名前を、
「幸福が生まれる」
「生きていることの幸福(生命の大切さ)」
「幸福に生まれた(早々にこの世の修行を終え、その生涯を全うした)」
「笑う門には福来たる(夫婦で共通して好きな言葉)」
「福:(意味)神から恵まれた豊かさ。しあわせ。幸福。祝福。」
「生(読み仮名:オ):
・祖父、父、僕、そして僕の息子たち3人へと受け継いだ
名前の最後の“オ”の読み仮名。
・ちなみに全員そろって“夫(オ)”だが、
性別が不明なため(そんなもの関係ない)、
男の子でも女の子でも使用できる
“生(オ)”という字を選定しました。
・漢字だけを見ると“福生”で男の子、名前の響きだと“さちお”で女の子。」
そのような意味、そして苗字に合う字数を考慮し、
『福生(sachi-o)』
と名付けました。
常日頃、この世は修行の場と思っております。
人生に起きるいろんな事(楽しいこと、辛い事も含む)を経験し、
いろんな感情や感動(喜怒哀楽)を味わい、
豊かな人間性というものを育むために
この世に生まれてくるものだと思っております。
いざ死を目前にひかえたときに、
よい人生だったと思えるように、その人生を全うすべく。
ウチの愛すべき4人目の天使は、
この世に生を享けて、
3ヶ月というとてつもなく短い時間の中で、
母体から生まれる前に、
すでにこの世の修行を終え、
あの世へと旅立ちました。
とてつもなく高級な魂。
しかもウチの子ったら、かなりスゴいんです。
通常だと流産した後って母体からの摘出手術があり、
全身麻酔して、大掛かりな手術をするそうです。
精神的にも落ち込んでいる状況で、しかも肉体的にも苦痛な環境に追いやられ、
母体にかかる負担はかなりのものらしいです。
それなのにウチの4人目ったら、
母親の体を気遣うがごとく、自然に徐々に流れておりてきたそうです。
なので母親もほぼ痛みもなく、手術をして入院することもなく。
スゴくないですか
つーか親バカ?
病院の先生の話では、5人に1人の確率(約20%)で流産するそうです。
現実的にもウチは3人すでに生んでるんで、
確率的には1人くらい流産してもアリなワケ。
さらに先生の話では、
母体には何も問題ないので、2ヶ月もすればまた子どもを授かれるそうです。
それを聞いて一安心。
光りが差し込めました
当初、現実を目の当たりにしたときは、正直かなりヘコみました。
ブログでも意味深な表現でアップしてしまいましたが、
お腹の中に大きなドス穴がポッカリと開いたような感覚でした。
何もかもがその中をくぐり抜けていって、
何をするにも手に付きませんでした。
しかし幸いにも仕事がかなり立て込んでバタバタしており、
仕事に集中するのを余儀なくされていた状況にあったため、
マイナスの感情をあまり抱く時間的余裕もなかったのが幸せでした。
今はもう大丈夫。
励ましのコメントやメッセージをくれた方々、誠にありがとうございます。
もちろん励ましのお言葉、親身になって気遣いしていただいた
友人はじめ、周りの方々にも。
この場をおかりして感謝申しあげます。
ありがとうございました。
今日からまたブログ再開します。
最後に、
「拝啓 sachio様、
愛しているよ。
僕たちのもとに授かってくれてありがとう。
このメッセージ(ブログ)をまだ見ぬあなたに捧げます。」
平成21年10月23日 命
HHTTH