青天を衝け
の舞台の一つ深谷市血洗島村は、渋沢栄一の故郷です。
第一話で出てきた「岡部」はここから2キロくらい。
そして、同じくらいの距離に享徳の乱の舞台となった
「五十子陣」があるのです。
21.生地、血洗島の地名について/深谷市ホームページ (city.fukaya.saitama.jp)
「血洗島」の地名について
「この近くに大きな戦いがあった」という言い伝えがあるということです。
じつは渋沢栄一氏の時代「五十子陣」は東京の「伊皿子」だと思われていたのです。
(「南総里見八犬伝」でも「五十子城」は伊皿子と考えられている)
ですから当時は「大きな戦い」といっても「享徳の乱」と結びつけることはできなかったと思います。
そう思う人がいたとしても、否定されていたでしょう。
けれども今となってみれば、
「『大きな戦い』が確かに近くにあった。」
と言えると思います。
「大きな戦い」とは、五十子陣の戦いだったのかもしれません。