作家の田辺聖子先生が亡くなられたのだという、
もちろんご本人を存じ上げているはずがない。
田辺先生の小説に出てくる主人公は、
ちゃんと幸せになる。
自分が読んだ小説では
みんなそうでした。
なんか最後に不幸になる小説って、
逆に
嘘っぽい気がする。
どんな人でも小さ(いとは限らない)な幸せを
つかむことができる。
そのころは、そんな風に思っていたし、
今でもなんとなくそう思っている。
幸せは、足元にある。
(よく考えたら、土地を担保に家を建てるなんて、
そんなに不思議なことでもなかったのです)
そういえば、
田辺先生は、
「スヌー」というスヌーピーのでっかいぬいぐるみを
養子にしていたのだった。
スヌーは今どうしているのだろう。