伝説の1対7のケンカを思い出します。
それは、松原八幡宮の三崎の末裔ではないかと思われる、(ような気がする)
母方の伯父が起こしたケンカです。
伯父は町会の不正会計を見つけてしまったのです。
伯父は町会長とか関係者全員を土下座させました。
事件はその後に起こったのです。
土下座させられたは7人は、夜になって伯父を待ち伏せしました。
「あんちゃんがやられている」と、
騒ぎを聞きつけて、弟たちが駆けつけ大乱闘になりました。
伯父は怪我はしましたが、無事でした。野球をやっていたので、丈夫だったのでしょう。
でもそれからも伯父は、曲がったことは許さないというタイプのまま一生を終わります。
ある時見かけた「マルコムX」の肖像が、伯父の顔にそっくりだったので驚きました。
しかし、その伯父の「正義」というのも何か独特なものだったようです。
ある時、伯母さんが真冬の庭で洗濯機を回していたので「どうして」と聞いたら、
伯父に「洗濯機を庭に出された」というのです。
「全くしょうがないよ」と。
どんな理由があったというのでしょう…。
理由は、伯母さんにもわからなかったのです。