そういえば、もともと、ミュシャ展の感想を書こうと思っていたのに、なぜこんな怒涛のように、郷土史のことを書いているのでしょうか…。
ミュシャ展は終わってしまって久しいのですが、「スラブ叙事詩」20枚が見たくて先輩と並んだんですよ。チェコに行っても全然いいんですけどね。
並ぶのそんなに嫌じゃないんです。一人ででも。でも、先輩と話せてよかった。オカリナ教室は、誘われたんだけどどうしよう。
やっと入ると、画面が発光していました。
ミュシャは、戦闘そのものではなく、勝敗が決した後の様子を描くことで、その悲惨さと代償の大きさを表現しているというのです。
「グリュンバルトの戦い」では、ドイツ騎士団の死体が累々と横たわっています。そして、白く発光しているように見えるのです。
見守る勝利者のはずのポーランド・リトアニア連合軍にも喜びは無く、黒く呆然と立ち尽くしているだけなのです。
そして、その後ろから夜明けが始まろうとしている、という絵です。
ラテン語ではなくチェコ語で説教したフス。
それを聞いている名もなき人々。
フスの殉教。
そしてフス戦争。ヤン・ジュシュカ。
チェコ兄弟団。
帰れないくらいにずっと見ていました。
そして今日ですね。土曜日ですけれども、用事があって池袋に行ってきました。感触はグッド。
帰りに西武によると、古本市をやっていて「新編武蔵風土記稿」が売っていました。1冊1000円でした。浦和の本屋さんが来ていて地元の分だけ全部あったのです。
「がんばれ」って言われてるんだよ。そんな気がします。