安土への旅 2 | ゆうゆうねこの感想ブログ

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内容は、本などの感想です~~




 駅前に2軒見えたレンタル自転車屋さんを横目に ねこ子はタクシーに乗りました それは 実は安土への旅は約半日しか時間がなく その日の後半は佐和山城に行くことになっているため 時間と体力の節約のためでした








 安土城は 築城後約3年で本能寺の変の後の火災のために焼失しており 石垣しか残っていませんが 山一つが城になっているもので 関東の平城ばかりを見ているねこ子には「すごいな」という感想しかありません








 必死に登ると 天主に行く手前に信長公の霊廟があります











 本能寺の変で遺骸が見つからなかった信長公のために 秀吉さんが作った霊廟で煉瓦で作られた塚の上に自然石が乗っているのですが











 その自然石こそが安土城総見寺にあった「盆山」と呼ばれる石なのではないかと言われています











 安土城では 信長公の身代わりであるその石に拝礼しなければならなかったのです


 





 


 近寄ることはできませんが その石をどうしても見たかったのです











 石像でも木像でもないただの石に拝礼を強いていた信長公とは やはりとても変な人だったんだなと思います














 その石が「盆山」かどうかはわかりませんが やはり今でも信長公のお身代わりには違いありません











 手を合わせました











 帰りのタクシーで運転手さんが「安土城が残っていたら間違いなく国宝だよ」と言いましたが 残っていたら国宝どころか姫路城よりもずっと早くに世界遺産となっていたに違いありません











 火をつけたのは信雄だといわれていますが 








 


 しかしながら 残っていないからこそ安土城は どれだけ素晴らしかったのかと 我々に想像を与えてくれるありがたいお城です