テレビを見ていて
こんなにも美しい人 と心が震えてならなかったのです
沖雅也さんのことです
「台本を読んでも 何が書いてあるかわからなかった」くらいの仕事量って 事務所はいったい何をやっていたのでしょう
事務所の社長は 養父 H氏です
よくこの件では 直前に沖雅也さんを叱責したという つかこうへい氏のことを悪く言う人がいますが
インタビューで本人が言っていた仕事量が事実なら 責任はそんな仕事を押し付けていた個人事務所の社長のH氏にあると思うのです
(「真相」では事務所の経費が月300万円かかったそうですが 製造業じゃあるまいし 光熱費や家賃などだけでそんなにかかるはずがありません ほとんどが人件費だったと思いますが どうでしょうか この負担は苦しかったと思います)
15歳から31歳で亡くなるまで H氏は本当に沖雅也さんを愛していたのでしょうか
愛があるはずがない
どんな泣いて見せたとしても
では 沖雅也さん自身は?
彼は H氏を愛していたのでしょうか
愛せるはずがないと思う
31歳にして 彼は 親とも慕っていた男の正体にやっと気づいたのではないでしょうか 子どもだった彼はずっと気づかなかったけれど もしかすると つかこうへい氏に出会って気づいたのではないでしょうか
しかし 怒りはH氏に直接は向かわなかったのです
優しい人だったのでしょう
怒りが自分に向かっての死ではなかったでしょうか