何度も同じことを書きますが 日本列島には何万年も前から人間が住んでいて村を作り 石器を作ったり土器を作ったりして 生活してきたのです
そんな中 素朴な信仰もありました
そうやって生活していたある日 どこかから ある勢力がやってきたのです
しかしその勢力は 日本アルプスを越えることはできなかったようです
日本アルプスが境界であるというのは「古事記」にある「タケミナカタ」の神話に表れていると思うのです
古来から日本にいた「国つ神」の代表「大国主」は息子「事代主」とともにあっさり 「天つ神」たちに権力を譲ってしまいますが
そこに立ちふさがるのが「タケミナカタ」です
ヤマトの神話では タケミナカタもまた「天つ神」に敗れ シナノの国のスワの海にとどめられている ということになっていますが
これは現実には 名古屋から関東に続く 「中央線ライン」をヤマト王権が突破できなかったことを表しているのではないでしょうか