僕も楽しみでした(^ー^)
まず目を引くのが箱のサイズ。

上:HGグフカスタム
下:HGUCグフカスタム
完成形の大きさや付属品の内容がほぼ同じだというのに、何でしょうこのボリュームは…
そういえば、グフカスタムという名称は商品名が由来であって、劇中でグフカスタムと呼ばれる事は無いんですよねぇ…
はい、完成しましたー。
最初に言ったとおりレビュー記事ではないので、組立過程はサクッと省略!

うん、マッシブな体に悪そうな顔、カッコいいです。
旧キットと並べると、頭一つぶん大きいのが分かります。
左:HGグフカスタム
右:HGUCグフカスタム
肩幅も広く、色は濃く、渋めの印象。

HGUCグフカスタムにポーズをつけてHGグフカスタムに真似させようとすると辛いです。

動力パイプに干渉して制限されてしまいますが、腰に関節が追加されました。
HGグフカスタムでは正面に固定、HGUCグフでは固定位置選択式だったモノアイが、HGUCグフカスタムでは可動します!

このサイズに詰め込むギミックとしてはかなり精密じゃないでしょうか。
どうやら最近のジオン系HGUCキットには他にもモノアイが可動するものがあるようで、技術の進歩を感じます。
胴体、脚周りの変更点

①腹部(コックピットハッチ)の黄色い部分がシールでなく別パーツ化。
しかもクリアパーツ。
つまり、これ窓だったんですね。知らんかった…
②フロント・両サイドのスカートが可動。
股関節の可動範囲が若干広くなっています。
③足首が多重関節化し、接地性が格段に向上しています。
更に、足首のカバーが別パーツとなり関節ユニットに直結しているので、可動時に脚のラインがより自然に見えます。
ガトリングシールド

グフカスタムの特徴である攻防一体のガトリングシールド。
旧キットでは武器の色で一体成形だったのが、別パーツとしてきちんと色分けされています。
しかも…

旧キットではシールドからガトリングユニットを着脱できず丸ごと差し替えでしたが、HGUCでは設定通り着脱可能に!
一つ面白いのが、給弾ベルトが旧キットからの流用だった事。
意外な共通点ですね(笑)
ヒートロッドはどちらもリード線で再現されており、自由に動きをつけられます。

本体への接続方法が変わったりリード線が太くなったりしてますが、最大の(物理的には最小の)違いは先端の鉤爪が展開状態になった事。
細けー!
でもそこ重要!
というわけで、10年以上の時を経て生まれ変わったHGブランドのグフカスタムを比較してみました。
再三に渡って強調していますが、全くの別物です。
小学生の頃、会社帰りに父が買ってきた模型雑誌のグフカスタム紹介記事を読みながら「すげー」と呟いていた自分が、この時代のグフカスタムを手に取ってやっぱり「すげー」と言っている。
バンダイの意地もさることながら、やはり驚くべきはガンプラをここまで存続させてきた『ガンダム』というキャラクターコンテンツのカリスマ性でしょう。
あえて言おう。ガンダムパネェ、と。
続く。