もちろん、ちょっと動かしてはパシャッと撮って…の繰り返しなので、人によっては忍耐力が必要かもしれません。
でも、それを考慮しなければ特別なスキルは何一ついらない、環境さえ整えれば誰にでも楽しめるものだという事を強調しておきたいです。
もちろん本格的なものになると写真撮影の技術が必要になってきますが…
大学の卒業制作でコマ撮りを作品に取り入れた際には立体物も150個くらい作って学部長賞もらったりして、
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その点については「どうだ!」と胸を張れますが、趣味でやっているコマ撮りはセオリーに従ってやっているだけですし、僕が使うのは完成品の可動フィギュアです。
コマ撮りやってるというだけで「すごい!」と言う人が時々いますが、
何のの事はない。あなたにもできますよ(^ー^)
という事が言いたいのです。
まだCGが無かった時代、街を蹂躙する巨大怪獣等の現実にはあり得ないものを実写で表現するのに使われた最初期の技法がコマ撮りアニメーションです。
それらは今見ても色褪せる事はなく、非現実的な光景がCGではなく実写で動いているという驚き・興奮があります。
コマ撮りアニメの醍醐味は、そんな『あり得ないシチュエーション』を発想や工夫次第で自由にディレクションできる事。そしてそれがCGのような疑似空間ではなく、紛れもなく現実である事です。
え、これCGじゃないんだ!?
なんて言われるようになれたら最高ですよね。
またの機会に、僕の具体的なコマ撮り環境を紹介しようと思います。
さぁ、みんなでコマ撮っちゃおうぜ!