僕はコマ撮りアニメ制作にwebカメラと動画編集ソフトを使っていますが、ここで言いたいのは、それらのスペックに関してじゃありません。そもそも、全ての機能を使いこなせていない僕がスペックに苦言を呈するなんてとてもとても…

↑僕のTOP画にもなっているこの写真は、プラレールの車両を解体して取り出したシャーシにWebカメラを縛り付けた『モーションコントロールカメラもどき』です。
被写体を中心にカメラを周回させてグルッと回り込んだ画が撮りたかったのですが、いかんせん卓上で撮影してるので適当な機材も無く、たまたま手元にあったプラレールを使ってでっち上げた物です。23歳の部屋に何故プラレールがあるのかは謎。

↑こうやって使います。ちなみに、これで撮ったシーンは下記のムービーに収録されています。他にも一ヶ所、回り込み撮影しているシーンがあるので是非探してみてください。
動画
当初は画期的な物を開発したったと自画自賛していたんですが、そうでもなさそうだという事が最近分かってきました。

↑上の画像で分かるかと思いますが、プラレールは車輪の幅に対してレールの溝が広すぎて、走行時にガタガタ揺れます。
加えて、車輪と回転軸の間にも遊びがあるようで、車両自体が安定しません。動きの激しいカットを一気に撮ってしまうような場面では目立たないのですが、今やろうとしている、被写体を動かさずにカメラだけスライドする演出では、画が上下や前後にガタつくのが如実に出てしまいます。
そこで…

↑レール上にカメラを置いて走らせるのではなく、レールの縁にピッタリ合わせてスライドさせるようにしました。この効果の程は……
どのみち、応急的な試行錯誤の繰り返しでここまで来ているので、そろそろ詰みそうです(笑)