「インディアナ・ジョーンズ 運命のダイヤル」 ネタバレ・レビュー その② | Seize The Day , Carpe Diem

「インディアナ・ジョーンズ 運命のダイヤル」 ネタバレ・レビュー その②

引き続き「インディアナ・ジョーンズ 運命のダイヤル」をレビューします。

 

 

前回はこちらから遡ってください。

 

 

 

 
タンジールに着く前にインディが飛行機で窓の外を見ていると過去にフラッシュバックします。
 
「アルキメデスのダイヤル」の能力の研究、片割れを探す調査で取り乱す親友バジルをなだめるインディ
 
バジルは手元に有るダイヤルが世界の秩序を乱すから壊すように促しますが、、、コレも唐突すぎてなにか引っかかりました。
 
そもそも使われた実績が有ったのかどうかの説明が無いし危ないものなら片割れも探さないほうが良いと思うからです。
 
その場には父を心配そうに見つめるヘレナも居ます。
 
「ダイヤルを壊す」約束をしてバジル邸を後にするインディ、ハットを忘れますがヘレナが届けてくれます。
 
「向こうについたら連絡する」とヘレナに約束するインディでしたが二人が顔を合わせたのはその日が最後でした、、、インディを見つめるヘレナの顔がフォーカスされて、、、
 
場面は別の便でタンジールに向かう現在のヘレナが窓から外を眺めている切り替わります。
 
このトランジションはとても良かったです。
 
タンジールでの簡易オークション会場で元婚約者と案の定トラブルになりマッツ・ミケルセン演じるユルゲンの一団も到着し三つ巴になります。
 
トゥクトゥクのような簡易な車でのカーチェイスになりますが、、、
 
ここがまぁ、、、CG全開なのはいいんですがカット割りのせいなのかスリリングさに欠け筆者としては早く終わって欲しかったです。

トゥクトゥクもなんであんなに丈夫なのか、、、
 
既の所でダイヤルを奪いそこねたインディ達、、、片割れのダイヤルを探すべくヒントになる蝋板を探しに行きます。
 
ユルゲン達は身分を偽りCIAと共に行動しているのでアメリカへの帰国を促されますが断固拒否、、、
 
ここでナチスである事を自ら告白しCIAのエージェントを射殺。ユルゲンだけならまだしも他にも数人いつも取り巻きがいるのにCIAの身辺調査能力がザル過ぎます。。
 
また事の顛末を知っているCIAのエージェントが殉職したためにインディの殺人容疑を晴らしてくれる人が居なくなりました。
 
インディ達に場面が切り替わり地中海に沈んでいることを突き止めた一行はインディの旧友の潜水士レナルドを訪ね助けを求めます。

ここでアントニオ・バンデラスが登場します。
 
潜水の準備をしている夜にインディとヘレナは「ダイヤルの能力」が本物で時間を移動出来たらいつどこへ行って何をする?
 
とやり取りがありインディは「息子の出征を止める、、、死ぬことになり、、、母マリオンは悲観に暮れて俺たち夫婦の結婚は破綻に終わってしまうと、、、」
 
このセリフにはぐっと来るものが有りとても好感が持てました。
 
意外とスムーズに目標に到着し唯一の生涯は蛇のように見えるウツボという、、、まぁなんというか中途半端な冒険でした。
 
ユルゲンの登場で一行は拘束されます。蝋板を解読するように追い詰められるインディは頑なに拒否しますが、、、
 
レナルドが撃たれて命を落とすとヘレナが「私がやる」と手を上げます。
 
アントニオ・バンデラス演じるレナルドですが、、、本作だけのキャラであっという間に退場してしまうのでエモーショナルさに欠けてしまうしヘレナもどうせならレナルドが撃たれる前に手を上げて欲しかったです。
 
蝋板を解読した所でヘレナが起点を効かせて一行はユルゲンが乗ってきたボートに乗って脱出。
 
なんとか奪えた蝋板が重いことに気付き火を起こし中から銅板が出てきます。
 
ここで片割れのダイヤルの真の隠し場所がわかりますがユルゲンが双眼鏡ですべてを見ていて蝋板が示した方向とは違う所に向かっているとバレます。
 
 
ユルゲン達が取り残された船は炎上して立ち往生しているので離れてから方向転換して欲しいものです。
 
 
 
、、、次回に続きます。