日本の教育再生を願う本ブログを閲覧いただき、ありがとうございます。
日本の置かれる国際環境を見ると、ますます、外国との交流が増え、日本人が日本をどのように伝えるか、大切になってきています。
戦後、日教組が毒してきた自虐史観による歴史教育では、決して、日本人の誇るべき道徳観すら、忘却の彼方に消えてしまいます。
子どもたちに継承すべきは、日本の本来あるべき日本人としての宝。
それは、日本の風土や伝統に沿った勤勉さや道徳観の高さです。
安倍政権は、日本の教育の現状を危惧し、改革、改善を着実に進めていこうとしています。
今回、文部科学省の有識者会議が策定した「道徳の時間」を特別教科に格上げする案もその一つ。
道徳の教科化にあたっては「成績評価が困難」(左翼論客が常に使う主張です)とされてきましたが、素案では、5段階などの数値による成績評価はせず、記述式で児童生徒の取り組み状況を評価することにしています。
教材については他教科と同様、民間会社が作成する教科書を国の検定のうえ使用することにしています。
教科書の編集から検定、採択を経て、現場で使われるまでに丸3年かかりますので、教科書ができるまでは文科省がつくる「心のノート」が教材として使われる形をとっています。
文科省では「心のノート」を来春から全面改訂し、国内外の偉人伝など多くの「読み物」を掲載するなどして、教材の代用としても使えるようにする方針になっていて、内容の充実が期待されています。
提言がまとまれば、文科省は中央教育審議会の議論を経て学習指導要領の改定に着手、早ければ平成27年度にも教科化する方針。
道徳は現在、小中学生に年間35時間の授業枠が設定されています。
多忙な現場から「時間相当分の指導案を作る時間がない」との声が上がるほか、大阪など一部地域で、同和教育を核とした人権教育だけしか行われないなど、形骸化が問題となっていました。
ようやく、日本人の本来持つべき美しい道徳観を子どもたちに伝え、実践する時が到来しそうです。
道徳は心の問題で「目に見えないから評価化できない」というマルキストの唯物論思想にどっぷり浸かった日教組は相変わらず、道徳の教科化に大反対しています。
「戦後レジームからの脱却・決別」を目指す現在、新しい道徳の授業を充実させるため、さらに深い改訂内容が出てくることを大いに期待しています。