中国で反日デモ拡大 膨張主義の危険 | 日本教育再生ネットワークのブログ

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若者は国の宝です。その宝を育てるのは、教育。国の将来の礎となる教育が、様々な問題を抱え、深刻な事態に陥っています。戦後の教育行政で深刻な問題点を抱える日本の教育ですが、再生へのルートマップが必要な時。様々な問題提起ができれば幸いです。



 香港の活動家らが8月15日、尖閣諸島に上陸した背景には中国政府上層部の了承がありました。

 了承したのは江沢民派(上海閥)。

 つまり、今秋の中国共産党大会で最高指導部の人事が決まる前、劣勢の江沢民派が優勢の胡錦涛派に最後の抵抗をし、政治力の温存を図っているのが実情です。

 尖閣上陸は中国各地で反日運動を拡大させ、中国共産党最高指導部内の権力闘争に露骨なほど、利用されているのです。外交能力がない足下を見られた日本は、中国の最高権力の過酷な権力闘争にマンマと利用されているのです。

ここでは、2010年10月に創設された政策集団創生「日本」の東京研修会での講演内容をご紹介しておきます。

 講演しているのはジャーナリストの櫻井よしこ氏です。

 内容は中国の海洋膨張戦略について、その本質を説明しています。

 中国の対外戦略は一貫して三戦(世論戦、法律戦、心理戦)。どの国に対しても同じである息の長い闘いをしています。

 尖閣諸島の奪還は、世論戦、法律戦、心理戦で数十年タームで囲い込みを行い、時には5年に1度の中国最高指導部の人事を決める党大会の直前の終戦記念日に狙いを定め、尖閣上陸を香港の活動家を利用して実行させ、権力闘争に利用するという構図です。

 日本は毅然とした態度で中国に対処しなければなりません。ですが、民主党政権では無力無策です。

 そこで、政策集団の創生「日本」が立ち上げられました。

 未来に向かって日本が「誇りある国」として発展していく為には、戦後レジームからの脱却がなんとしても必要だという旗印のもと、立ち上がったのが「創生『日本』」です。民主党政権の成立によって民主党政権こそ、戦後レジームそのものだということが浮き彫りになっています。そこで、創生『日本』に決意と覚悟を持った保守政治家が結集しました。

【創生「日本」の役員】
最高顧問平沼赳夫 会長 安倍晋三 会長代行 中曽根弘文 副会長 長勢甚遠 山本有二 古屋圭司 鴨下一郎 菅義偉 塩崎恭久 下村博文 岩屋毅 高市早苗 鴻池祥肇 世耕弘成 幹事長 衛藤晟一 副幹事長 新藤義孝 高木毅 梶山弘志 西村康稔 江藤拓 古川禎久 山本一太 有村治子 山谷えり子 事務局長 加藤勝信 事務局長代理 稲田朋美 事務局次長 徳田毅 城内実 岡田直樹 西田昌司 義家弘介 丸川珠代

 以下、創生「日本」の東京研修会の最初の部分です。