新年明けましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
振り返りますと昨年は、めん用小麦粉やそば粉の価格も高止まりし、関連物資の価格高騰、為替の円安傾向が続き、また、エネルギー価格の高騰等、乾めん業界にとりまして引き続き厳しい環境下の1年となりました。
そうした中で全乾麺・KFCは、会員のスキルアップのため、これまで技術と伝統のある地方の製粉工場や麺に使う機能性添加物等の工場において実地学習を開催し、会員相互に知見を高めるとともに、業務の参考となる経験値の蓄積を図りました。
また、食品製造業者として、製造技術の安定、安全安心な製品づくりが不可欠かつ重要であり、引き続き、品質保証、品質向上、高品質等に努めております。
一方、最近の食品に対する消費者のニーズは多様化しており、例えば健康維持などの機能性食品が話題となることがありますが、乾めんの加工度は高ければいいというものでもなく、素材の良さを生かしつつ素朴な持ち味も魅力です。そば、うどん、そうめん等の乾めんを食べることが長年にわたり続いているのは、やはり日本の伝統食としての食習慣が理由の一つにはあるのでしょうが、一層の需要拡大を図るためには今日における付加価値をどう高めていけるか、今後とも研究を重ねていく必要があります。商品価値は品質や味はもちろんですが、例えば最近の省エネや家事の省力化などの観点から茹で時間の短縮等、消費者の求めるものに敏感に対応するような視点が必要ではないかと考えています。
今後も、乾めん業界にとりまして原材料などコスト高騰懸念や消費減少等厳しい環境ではありますが、創意工夫を重ねて課題を乗り越えてまいります。
本年も引き続き、消費者、実需者のご意見や視点をより大切にして、全乾麺の事業活動に参加しつつ、業界の発展、組織の活性化にも貢献できるよう、会員相互の積極的な交流、異業種等の交流等を図り、ステップアップする年にしたいと願っております。多くの皆様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げますとともに、皆様のご多幸とご隆盛をお祈り申し上げまして、新年のご挨拶といたします。
全乾麺KFC 会長 高橋 智之