早いもので9回目のブログになります。
90歳の女性の方の話の続きです。ちなみにこの方の妹さんは一人で暮らしているそうです。

だいぶ症状が良くなってからも、月に一度くらい来院されていたのですが、2〜3カ月位来られなかったので、さらに良くなっているのか、はたまた風邪ひいたりして体調崩してるのか、と思っていました。
ふとそう思った何日か後に予約されて来院されました。
「元気にしてましたか?」と聞いたところ、「沖縄の石垣島に旅行に行ってたんだよ。」
「楽しかったですか?誰と行ったんですか?」と聞いたら、「娘に連れて行ってもらったんだ。暖かくて、食べ物も美味しくて、浜辺も散歩したり、楽しかったからまた行きたいよ。」と言って笑ってました。

「行く前は不安でしたか?」と聞いたら、「千歳から羽田に行って、羽田から石垣島に行くので移動が大変かと思って、少し不安だったけど、行きたいって気持ちが強かったから、思い切って行って来たんだよ。凄く楽しかったから行って来てよかったよ。」と言ってさらに笑ってました。

以前から多くの年配の患者さんに、友人や、家族や、親戚などに旅行に誘われたんだけど、行った先で具合悪くなったらどうしよう、とか皆んなに迷惑かけたら困る、とか身体が心配で行く元気ないしどうしよう、とか言うので、「思い切って行って来れば、大丈夫だと思いますよ。」と言っても結局行かなかった方が多数いました。
こういう方々は、色々な科の病院に行って、しょっちゅう検査してされています。常に自分の身体に不安を抱えています。この不安感こそが、ストレスの原因だと思います。
他にもストレスの原因はありますが、自分自身の身体に対する不安感が一番だと思います。
この90歳の方の考え方は、元気で長生きの秘訣の一つだと思います。

2〜3カ月前よりも明らかに身体にゆとりがあり、多少強く施術しても全くと言っていいほど痛がりませんでした。私も驚いたほどでした。「以前よりずっといい状態ですよ。」と言ったら、「自分でもそう思うよ。浜辺散歩してすごく自信ついたよ。」って言っていました。
旅行に行って来れたという自信が、身体のリラックスに繋がったんだと思います。

オリンピックも夜ふかしして見てたそうで、「寝ないで見てたんですか?」と聞くと、「昼寝してたし、夕飯食べてから少し寝てたから大丈夫だったよ。不良婆さんだから。」と言って、笑っていました。
本当に話をしても年齢を感じさせられませんでした。

次回は年明けになると思いますが、同じ市に住んでおられる、満92歳の方の話を書きます。

良いお年を‼︎