彦星：『だってどう考えてみてもなんだかおかしいと・・・思うんですよね。』
天帝：『そう言われてもねぇ。決まりですからねぇ。』
彦星：『ひと月経ちましたよ。たしかに。
確かに８月の「いまさらかよ」的な事かもしれませんけどやっぱり理不尽だと思うんですよ
あなただったらどうです？
100歩ゆずって一年以上愛する彼女と逢えないってだけならともかく
ようやく会える日にまったくしらないひとたちの「願い事を叶えてやれ」だって。なにそれ。』
天帝：『でもほら一年経ったらまたお逢いできるわけでしょ。いいじゃないすか。』
彦星：『あぁ。それ言う！？それ言っちゃいます？じゃあね。じゃあですよ。
天帝さんがロト６で一億当たったとしますよね？その一億を
一日限定で年間日割りにした金額しか使っちゃいけないとか決められちゃってですよ。
トドメに「その日割りを真っ赤な他人に分配してやれよ」とか言われても
へーきなんすか？へーきなんすか！？』
天帝：『怒っちゃってるなぁ。でも彦星さんもいけないんですよ。ちゃんとシフト決まってるのに
無断欠勤して牛ほっぽらかして織姫さんと流し素麺してたわけでしょ。
結局あの後、遅番の人が尻拭いする事になって大変だったんですからねー。』
彦星：『そらぁ、あの、いろいろ、あの時は昼休憩がちょっと伸びちゃって・・・。あるでしょそういう時。』
天帝：『とにかく手続きが1000年も前に完了してますからねー。総務に言っても変更は効きませんよー。』
彦星：『わかりましたよ・・・。もう・・・いいですよ。』
天帝：『実は自分も来年は彦星さん所にする願い事をもう決めています。聞きたいですか。』
彦星：『はは・・・そうですか。ひとり増えても同じことです。好きにしてください。』
天帝：『「彦星と織姫が一年中ずっと一緒に居られますように」。』
彦星：『て、天帝さん・・・・・・！』
はいはいおひさしぶりだねー。チョロＱのミラクルカーだよー。
なに？なになに？うんうん。
あぁ上の文章の茶番は気にしないでね。いつものやつだから。
ひとっつもなんっんにも考えないで勢いだけで書いている文章だからね。
さぁ今日は映画をご紹介するよ。
ここを読んでいるあなたは
『梅ちゃん先生』っていうドラマを知っているかな？
そう。いわゆるＮＨＫの有名な朝ドラだね。２０１２年に放映されたドラマだから
知っている人も多いと思う。
この『梅ちゃん先生』を手がけた監督が「尾崎将也」監督なんだけど
その監督が今年世に出した映画があって
それが『世界は今日から君のもの』という映画なんだよ。
舞台は現代、絵を描く才能を内に秘めた内向的な少女が
あることをきっかけにその才能を世に開花させていく過程に
起こる心情や境遇の変化や進化がストーリーの核心。
内容的にもゆっくりじわりと心情に染み込んで
ラストには実は誰にでもどこかにある内向的な部分の扉をそっと壊れないように
やさしく開いて見せてもらえるので
観終わった後の人の心が綺麗に掃除されてスッキリすると思います。
最近ではアニメや漫画が原作となる邦画が多い状況下で
すべてが尾崎将也監督のオリジナルである事もとても貴重だと思うんだ。
この映画に実はこのブログのご主人、
崖社員が・・・もうほんの微々たる力だけど一応関係しているので
結局今回も宣伝になっちゃうんだけど伝えさせてね。
この映画は主人公の少女が絵が凄い上手という設定になっているだけあって
その劇中にはイラストやアニメの絵が沢山出てくる。
実際の劇中の絵の何点かが崖社員のイラストなんだよ。
ありがたい事に微力であるにも関わらずエンドロールとパンフレットにも
崖社員の本名である飯田将基の名前を出させて戴いている。
劇中で実際に使用された崖社員のイラストの何点かをここに載せておくね。
劇中の小道具として使用されるイラストだから出てくるのは一瞬だよ。
そしてもちろん劇中にでてくる漫画やイラストは崖社員ではなく
他の作家さんが描かれたものも存在するんだ。
それでもイラストを本気で描いている人間は
自分の絵が使われるととても嬉しいんだよ。
崖社員は尾崎将也監督と関係者の皆様に心から感謝しなければいけないね。
一応あいつは漫画家でありイラストレーターなんだよ。
代表のサイトはここ。
『世界は今日から君のもの』。残念な事に素敵な映画なのに対して
上映されている映画館がとても少ない。
関東では東京は渋谷の『渋谷シネパレス』
関西では大阪の『テアトル梅田』
上記映画館でしか上映していない。
さらに関東と関西では８月の１１日には上映終了してしまうんだ。
もう明日で終了だね。
ただ他の地域ではまだ上映したばかりの映画館もあるので
近場の人はチェックしてみてね。
もし行ける人が居たらとても素敵な映画なので
ぜひ観に行ってください。
チョロＱからのお知らせでした。
今日の一日もこれを読んでるあなたが
幸せに近付くといいね。
