どうも、お疲れ様です、銭にゃんこ原井です
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数ある税金の中でも、「個人事業税」ってなんとなーく、それとなーく、あるよーな、ないよーな、って存在感薄くないですか?
①個人事業税とは?
「個人事業税」は一定の事業を営む個人(事業所得、事業的規模の不動産所得を得ている人)に課される税金(地方税)です
ちょっとした雑所得や、事業的規模ではない不動産所得は関係がありません。
そういう意味では青色申告特別控除で10万円・55万円・65万円の控除を受ける条件とかなり近いですね
②個人事業税の計算
個人事業税=(事業の所得 - 290万円)× 税率
※ここでの「事業の所得」とは青色申告特別控除で控除される前の金額のことを言います
※290万円が一律で引き算されるので、事業の所得が290万円以下の人には「個人事業税」はかかりません
※税率は業種毎に区分されていますが、3~5%です
所得税の計算では青色申告特別控除や社会保険料控除、生命保険料控除とかいっぱい控除された後の税率掛け算だったけど、個人事業税は290万円の引き算だけ。
③「個人事業税」の申告・納付
確定申告書を税務署に出していれば、その情報がそのまま県税事務所に流れていくので特段「個人事業税」のための申告は必要ありません
8月と11月が「個人事業税」の納期なので、時期が来れば勝手に納付書が送られてきます
ちなみに「個人事業税」は「租税公課」で経費として処理できるので、お忘れなく!
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銭にゃんこ原井祐貴