約8年間、日々、

なりたい心理状態のエゴグラムを作成し、

その遷移を記録し続けた結果のグラフ。

 

この視覚化のおかげで、

私の人生の精神的な成長において

重要な役割をになった事柄が明らかになってきたので、

ここに投稿しておこうと思う。

 

 

■(A)の箇所以前。2016年~2018年。

 

ほぼずっと「いい人でいたい」という精神状態。

極端に「いい人でいたい」状態で貼りついている。

バランスが取れずに、精神的に不安定な状態だった。

 
(ちなみに、グラフの間隔がまちまちになっているのは、
日々の登録頻度の違いによる。)
 

■(A)の箇所。2019年5月。

 

突然、茶色の線(寛容さ)が極端に下がる。

「いい人でなくてもいい」

 

その後、2年ほどかけて、

灰色の線(計算高さ)が徐々に下がっている。

「計算高くなくていい」

 

視覚化しなければ、把握できなかっただろう変化。

 

突然、茶色の線(寛容さ)が下がり始める前日、

日記によると、

 

元国連事務総長のダグ・ハマーショルド氏の

日記「道しるべ」を買っている。

 

世界レベルの調整役という、激務をこなし、

精神的な高みから日記を書き、

志半ばで、突然、飛行機事故で人生が終わってしまう。

 

その無念さを思い、心を揺さぶられ、

自分の悩みなど、ちっぽけなものだと思い至り、

涙した記憶がある。

 

■赤の線。2020年10月5日の前、夏ぐらい。

 

グラフ下の薄い緑の折れ線グラフの高さが変わっている。

このグラフは、エゴグラムではなく、回答の整合性。

 

この時期から、本気の座禅を開始している。

 

回答の整合性が落ち着いてきた、

つまり、回答の組み合わせが自然さを増した、

ということであろう。

 

■グリーンの線。2022年の秋。

 

先日投稿した、アダルトチルドレンのカウンセリングの結果、

無理な性格を目指すのをやめた時期だ。

 

※エゴグラム作成アプリについては、以下を参照。

 

 

先週紹介した、エゴグラム作成アプリ。

しばらくの間、公開してみる。

 

リンクは、こちら。

 

 

私が趣味で作っているだけなので、

もちろん無料。

リンク先は、私のレンタルサーバ。

 

操作記録やチェック結果も残らないので、

興味あれば、

安心して触っていただきたい。

 

スライドバーを5か所動かせば

簡単にエゴグラムを作成できる。
(ただ、正式なものではない、簡易版)

以下の5項目の強さをチェックし、

グラフ化したのがエゴグラム。

 

各項目の説明をWikipediaから引用する。


CP(支配性)

    厳しい心。自分の価値観を正しいものと信じて譲らず、責任を持って行動し、他人に批判的である[2]。この部分が低いと、怠惰な性格になる。
NP(寛容性)
    優しい心。愛情深く、他人を思いやって行動し、世話好きで保護的で親切である[2]。この部分が低いと、冷淡な性格になる。
A(論理性)
    論理的な心。現実を重視しており、知的で計算力が高く、聡明で頭脳明晰で合理的である[2]。この部分が低いと、非合理的な性格になる。
FC(奔放性)
    自由奔放な心。明るく好奇心旺盛でユーモアがあり、自我中心性で自己中心的である[2]。この部分が低いと、閉鎖的で暗い性格になる。
AC(順応性)
    協調性的な心。他人からの評価を気にし、言いたいことを言わずに我慢してしまい、従順で遠慮がちである[2]。この部分が低いと、マイペースな性格になる。

古いアプリなので、

人によっては、動かないこともあるかもしれない。

いまはメンテする時間もないので、

その場合はご容赦願いたい。

 

8年ほど前に作って、

友人と2名で、ずっと精神状態を記録している。

(それは今回公開したものとは別バージョン)

 

これがあったことで、私と友人は救われた。

他の方において救済が再現できるかどうかはわからない。

 

でも、誰かの助けになれば、幸いだ。

 

記録できるバージョンもあるので、

さらに、ご興味ある方がいれば、

交流していきたいと思う。個別にご連絡ください。


 

2022年10月初めまで、

やさしい、思いやりのある人間を、

無理に目指してきたが、諦めた。


それ以降は、

無理に気持ちを変える必要もなく、

気持ちが安定化した。

 
この心変わりの原因、

その2022年10月初めに何があったか。

日記を確かめてみた。

アダルト・チルドレンの

カウンセリングに通っていた頃。
崩壊していた家族の思い出を、

カウンセラーに説明し、
号泣しながら、再整理していた時期。

 

そんな時期だった。

 

ページ末尾のグラフは、
最近4年間、

「こういう感情の人間になりたい」

という感情の起伏の推移のグラフ。

 
詳細はまた次回に譲るが、
 
8年前、
自己改革を始めるにあたり、
 
心理状態を記録するアプリを自作し、
それ以降、
自分の気持ちを記録してきた。
(エゴグラムを作成するアプリ)

 

2022年10月7日ごろ、
茶色の線に大きな変化がある。
 
茶色の線は、
エゴグラムでいうNP(寛容性)、
すなわち、
やさしさ、思いやりへの
志向程度を表している。

 

平日は毎朝、

最寄りの駅で電車を待ちながら、

アプリヘの入力を行っているが、

 

2022年10月7日ごろ、

「人格者になるのはあきらめよう」

 

と思った瞬間、

気持ちがスッと

軽くなったのを覚えている。