ボクは名作と呼ばれる映画を今まで観てきていない。ハリーポッターもトランスフォーマーもスターウォーズもジュラシックパークもインディ・ジョーンズもスパイダーマンもラピュタもナウシカもぜーーーんぶ真面目に最初から最後まで観た事が無い。


いや、観た方がいいんだよね。わかってる、マジで。名作って呼ばれてるわけだし!ただ単純に気乗りせず今まで観てこなかった。それで21年間の金曜ロードショーと土曜プレミアムを回避し続けている。





でも、ついに観ちゃいました。たまたまNetflixにありました。








「Back To The Future」三部作



いやーーー、すみませんでした!!!



今までなぜ観てこなかったのか。観ようと思わなかったのか。本気で後悔。

こんなに1.2.3って全部面白い映画ある?ってくらい面白い。ホントに文句なし。正直侮ってた。全部良い。いやマジで全部面白い。ほんと全部面白い。



2年前、「Back To The Future」ファンの友達に三部作➕メイキングのDVDセットを誕生日にプレゼントした。その時は「そんなDVDセット家に置いておきたいくらい面白いんか?」と思っていたが今ボクはAmazonで同じDVDセットを買おうか迷っている。そしてユニクロのカタログで作中でマーティが着ていたオレンジのジャケットを探している。更にマーティが履いていたNIKEのスニーカーを本気で探している。




スケボーで登校してユーモアのある科学者のおじさんと時をかける大冒険をするマーティ。学校に着けば美人のガールフレンドと会える。夢しかないじゃないか。憧れが凝縮されてるじゃないか。それと同時に虚しくなるじゃないか。俺ってマーティより4つも歳上なんだ。それで今布団に入りながら上裸でブログを書いている。終わっているじゃないか。


大谷さんが海の向こうで毎日のようにホームランを打っている。ボクは大谷さんがホームランを打つ回数くらいしこっている。終わっているじゃないか。





…悲しいことを考えるのはもうやめよう。ボクだってこれから誰にも想像がつかない大冒険が待ってるかもしれないしマーティが羨ましがるかわいい彼女が出来るかもしれない。

パート3のラストでドクは言う。


「君たちの未来は白紙ってことさ。君たち自身が切り拓いて行くのだ。」


そう、ボクの未来もまだ白紙。明日彼女が出来るかもしれないし明日予想だにしない大冒険が待ってるかもしれない。未来は自分で切り拓くしかない。未来は僕らの手の中なのだ。だから過去なんてどうでもいい。そしてマーティと自分、大谷さんと自分を比べるのはもうやめよう。彼らではなく、今ボクにしかできないことがあるハズ。



それはこのドロッドロの汚い感情を抱えたまま一生懸命しこることなのではないか、そう思った。
























…一生マーティにはなれないと悟った。


次はインディ・ジョーンズ観ようかね。