Juice=Juice最後のオリジナルメンバー、植村あかりさんの卒業公演がいよいよ明日に迫りました。
ここ最近、これまでに経験したことのないような感情に苛まれており、自分でも摩訶不思議で何が何だか分からない状況になっておりますので、今の思いを書き留めておきます。
 
ざっと自己分析をしてみると、どうやらjuice=Juiceというグループの成り立ちと言いますか、これまでの経緯やメンバー各々の存在が背景にあり、デビュー当時から現在まで継続してきた植村あかりさんが卒業することによりマザーシップ的な存在を失うことに狼狽えているのではないかと…(;’∀’)
なにしろ圧倒的な女神ですからね…💕
 
色々な面で想像はついているんですよ。
例えばパフォーマンス面に於いても、メンバー間のトークとかでも、「うえむーが居ないと、きっとこんな感じなのかなー」なんて漠然とですが。
先日の広島公演にて新リーダー段原瑠々さん、新サブリーダー井上玲音さんが発表されました。
なんて頼もしい体制なんだろうと思いますし、不安などは感じないんですが何かこうモヤモヤ感があり、心はザワザワしているんです。
この感覚は本当に初めてです。
 
気休めに?グループの歴史を少したどってみようと思います。
Juice=Juiceは2013年に6名のメンバーにて結成されました。
そのうち1名は活動開始直後に脱退したため実質5名、宮崎由加さん、金澤朋子さん、高木紗友希さん、宮本佳林さん、そして植村あかりさんがオリジナルメンバーです。
2013年2月に結成、4月にインディーズデビュー、9月にメジャーデビュー、年末のレコード大賞新人賞受賞、2014年には初ツアー、2015年発売の「Wonderful World」はオリコンチャート1位を獲得という素晴らしい実績を積み重ねました。
なかでも2015年から2016年にかけて、約1年半の間に225公演を敢行したという「Juice=Juice LIVE MISSION 220」と、そのラストを飾った初の武道館ライブへの流れは、まるで絵に描いたようなサクセスストーリーです。

2017年6月には、4年に渡ってオリジナルメンバーだけで続けてきたJuice=Juiceに新たなメンバーが加入しました。
当時のファンの間では反対意見が断然多かったようです。
加入に際し、リーダーの宮崎由加さんは会社の上層部やスタッフと綿密な話し合いをしたそうです。内容は知る由もありませんが、恐らくグループの方向性やビジョンなどが語られたのでしょうね。それに納得した宮崎さんは内容をメンバーに伝え、皆が快諾したと聞きました。
宮本佳林さんは「由加は難しい話を大人たちとしてくれる」と発言しており、宮崎さんが「頼れるリーダー」であったことがうかがい知れます。
新メンバーはカントリー・ガールズの梁川奈々美さん、ハロプロ研修生の段原瑠々さんの2名。梁川さんはカントリーとの兼任で、モーニングに加入した森戸知沙希さん、アンジュルムに加入した船木結さんと同様でした。

新メンバーが加わった直後に行われたワールドツアーは伝説的なものでしょう。
9月から10月にかけてメキシコ、イギリス、フランス、ドイツ、マレーシア、インドネシア、台湾の7か国を廻り、12月には追加公演としてペルー、チリ、ブラジルでも開催されました。
もはやアイドルのツアー規模ではありませんね。
ワールドツアー直前にリリースされた「Fiesta! Fiesta!」の冒頭、段原さんが熱唱する「情熱を解き放とう~」により、新メンバー反対派を黙らせたという逸話もあります。
またワールドツアーの際にスパニッシュが「Fiesta! Fiesta!」の部分に熱狂し、一緒に「Fiesta! Fiesta!」とコールしたものが逆輸入?されて定着したというのも面白い話です。
 
とにかく、この頃のjuiceはかなーり濃い活動内容でした。
これらの経験と努力、そして共に苦労を重ねたことにより、唯一無二の結束力となって、さらに信頼感であったり互いにリスペクトし合うことがJuice=Juice内での常識になっていったのではないかと推察します。
2018年には稲場愛香さんが加入。
以前はカントリーガールズとして活動していましたが、持病の喘息が悪化したため卒業し、その後復帰してハロプロ研修生北海道のリーダー的存在となっていました。
彼女は色々と揶揄されていましたから、まさに電撃加入です。
この時も賛否両論で賑わっていました(笑)
段原さん、そして稲場さんの加入は、Juice=Juiceに新たな風を吹き込むようなものだったようにボクは思っています。
かつてオリメン時代のJuiceは、大人の皆さんから「80点や90点は出せるけど、100点以上が出せない…」と言われていたそうですね。
これまでにない歌唱が魅力の段原さん、超一流のダンススキルを持つ稲場さん、このテコ入れによって100点以上を狙ったのではないかと見ています。
 
2019年から2022年にかけて、Juice=Juiceは大きな変革期を迎えます。
2019年3月に「アイドルを辞めて進学し別の世界を目指す」という理由で梁川奈々美さんが卒業、そして引退。
6月にハロプロ研修生から工藤由愛さんと松永里愛さんが加入し、その3日後に初代リーダーの宮崎由加さんが卒業しました。
さらに2020年4月、こぶしファクトリーの井上玲音さんがこぶし解散翌日にJuiceへ加入、12月にはセンター的存在だった宮本佳林さんが卒業、2021年初頭には高木紗友希さんが諸般の理由にて脱退しました。
7月にはハロプロ研修生から有澤一華さんと江端妃咲さん、オーディション合格者として入江里咲さんが加入。
入江さんはJuice初の一般からの採用です。
 
11月には二代目リーダーの金澤朋子さんが卒業しました。僅か2年ちょっとの間にオリジナルメンバー5名のうち4名が去っています。
特にJuice曲の核を担っていた宮本さんと金澤さんが抜けたのは大きかったですね。
このふたりは独自のカラーがあり、それが反映された曲が少なくない。
代表的なのは「銀色のテレパシー」や「イジワルしないで抱きしめてよ」ですね。それぞれふたりのカラーが色濃い楽曲です。
このように元メンバーのカラーが色濃く残る曲って、残されたメンバーにとってモノにしてゆくのがとても大変なのだろうと思います。

金澤さんの卒業は、植村さんにとっては相当なダメージだったようです。
最近になって公にされましたが、金澤さんが卒業し、植村さんが三代目リーダーに就任するタイミングで自身の卒業を考えたそうです。
2022年5月、稲場愛香さんが卒業し、6月にハロプロ研修生から石山咲良さん、オーディション合格者の遠藤彩加里さんが加入しました。
2023年5月にはハロプロ研修生から川嶋美楓さんが加入し、現在のメンバーとなっています。
 
「今さら?」といった感じでJuiceの足どりを辿ってみました。
どうやらJuice全体のことが好きで好きでしょうがないみたいです(笑)
Juiceはよく「雰囲気がいい」とか「仲が良さそう」と言われますよね。
それはメンバー個々の人間性であったり、様々な事柄が入り組んで混じり合って現況があるんだと思うのですが、ボクは根底に「オリジナルメンバーの人柄」があると確信しています。
エピソードとしては山のようにあるのですが、ものすごく印象に残っているものをふたつ記しておきますね。
 
◆加入直後の松永里愛さん、たしかライブハウスツアーから代々木第一体育館あたりの頃です。
「先輩たちはご自分のやることだけでも大変なのに、その時間を割いて私たち新人にとても優しく教えてくださる。いつか自分に後輩が出来たら同じことをしたい」
 
◆加入直後の井上玲音さん。
「こぶしの時は誰かが何かあって落ち込んでいてもメンバー間ではドライで、互いに気遣うことはなかった。けれどJuiceではちょっとしょぼんとしているだけで皆が優しく声をかけてくれる。優しくされたから自分も優しくしたい」
 
ブログかラジオか映像だったかは失念しましたし、言葉の正確性はやや自信がありませんが、こんなことを仰っていました。
ファンの立場でさえも、このようなエモエモな情報が入って来るくらいですから、メンバー間の日常ではもっともっと多くのエピソードがあるんだろうと思います。
このような環境が各メンバーの人格形成にプラスの影響を与えまくっているんでしょう。
それのルーツがオリメンの人柄という理屈です。
 
そりゃ人間同士ですから晴れの日もありゃ雨の日もあるでしょうよ。
でも、もう既に雨だろうが大雪だろうが、どんな状況にも耐えうるメンバー間の信頼関係が完成しているのだと思いますよ。
新メンバーが加入から成長している過程なんかを見ていると、とてもよく分かります。下が育つ環境、これは本当に素晴らしい。
後輩たちの成長や成功を目の当たりにして、まるで自分のことのように、いや自分以上に喜んでいる先輩たちの姿を幾度も見てきましたから。
本当に温かくて優しくて良いグループだと思っています。

このような「良いグループ」になった理由がオリジナルメンバーの存在であり、最後に残っていた植村さんが遂に去ってしまうという現実を目前にして、これはやっぱり正常ではいられません。
たかがファンの立場でさえもこんな感じです。
家族同様に過ごしているメンバーの皆さんの心中を察するに余りある…
なんて言うのもおこがましい。
もしかすると、モヤモヤとザワザワは「ここ」にあるのかも知れません。
うえむー喪失後のみんなは大丈夫かなぁ…と。
最強のリーダー&サブリーダーになるであろうれいるるでさえ、マザーシップを失ったならば一体どうなるのか、これは想像すら出来ません。
ふたりともメンタル大丈夫かなぁ、なんて心配しちゃいます。
 
るるちゃん=うえむーが居たから余裕あったのかも…
れいちゃん=精神的に相当頼っていたと思うから…
由愛=いつも絡んでいたからねぇ 相当キツいはず…
里愛=意外と愛が深そうだし、バスツアーのこともあるし…
一華=もう既に涙腺崩壊だもんね(オイラも…)
里咲=メンタル支えてもらってたみたいだし…
妃咲ちゃん=喪失感が一番大きいかもね…
おいし=自分を発揮できたのはうえむーが居てくれたから、だよね…
まめ=過呼吸になるくらい泣きそうで心配…
みふ=色々な思いがあるだろうから…
 

すべては明日にならなければ、そして明日が過ぎなければ分かりません。
モヤモヤ、ザワザワ、不思議な気持ちのまま武道館へ向かおうと思います。
うえむーシャツつくりました。
オリジナルシャツをつくるのはプラチナ期以来です。
見かけたらお声がけください(笑)
共に泣きましょう\(^o^)/
以上、Juiceヲタの悲しい叫びでした~
 

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