座間からスタートした今回のツアーは早くも10公演が終了し、ここ立川で折り返しです。
この後は宮城~福岡~大阪~沖縄~広島と巡りますが、ボク的には後半に参戦予定がないのでこれが最後です。
あとは武道館しかない…
もう一回か二回は遠征したいな…
そう思う理由はこの会場にもあります。
TACHIKAWA STAGE GARDENは4回目なのですが、とにかくこの会場は概して見づらい。
先ず一階席。
多くのホールでは数列~10列目くらいから緩やかな傾斜がつけられて高度を稼ぎ、後方席でもある程度の視界が確保されるのが常識です。
が、ここは最高列(28列)まで平坦で、着席でもスタンディングでも多数の後頭部によってステージへの視界が遮られます。
例えるなら横浜アリーナのセンター席みたいなもの。
後ろであるほど他人の後頭部の隙間からステージを垣間見る感じです。
次にサイド席。
二階サイド席はステージと同じくらいの高度で一階席よりはマシな視界が得られますが、常に斜め横を向いていなくてはならず、意外と疲れます。
また後列のステージ寄りなどはステージの一部が死角となる位置もあります。
三階サイド席は更に死角が増えます。
斜め横下を見下ろす状態となり、実に見づらい。真ん中らへんの三列目くらいでもステージの五分の一くらいが死角になるので大損したような感覚になります。
比較的見やすいのは中央、Cブロックの二階、三階席でしょうね。
ステージまでの距離はありますが、視界は開けていますので前述エリアのようなストレスありません。遠いけれど安パイでしょうね。
詳細は知りませんが、一階の構造は座席が脱着式でステージの形状をアレンジできるようになっているのかも知れません。
何を目指して設計、施工したのかは知る由もありませんが、ハッキリ言って欠陥会場だと思います。できれば関わりたくない(;’∀’)
いきなりクレームの嵐になってしまいました(笑)
そんな立川にも忘れられない思い出があります。
個人的な好みで恐縮ですが、ボクはJuice曲の中では「イジワルしないで抱きしめてよ」が一番大大好きなんです。
メロディ、アレンジ、歌詞もすべてがカッコいい!
ブラック系の香りもして、ソウルフルでジャジーな感じもするし、ジャンル的にはどれに属するのか分かりませんが、とにかくつんく♂作品の最高傑作だと信じています。
「Juiceを象徴する曲」でもあり、二代目リーダーの金澤朋子さんを開眼させた「私はローズクォーツ」の歌唱部分は見せ場中の見せ場!
ここはかつて金澤朋子以外が歌うことなど想像すらつかなかったものです。
そのせいか横アリの朋子卒コン以来、この曲は封印されていました。
もしかしたら封印ではなく模索、調整、熟成だったのかも知れません。
そして迎えた2022年のJuice=Juice CONCERT TOUR ~nouvelle vague~。
初日は座間でしたが、ボクが初めて足を運んだのは立川で、セトリも知らなかったので「イジ抱き」ののイントロが始まった途端に身体じゅうを電流が走り、直後から「私はローズクォーツ」を誰が引き継ぐのかという大きな不安感に苛まれました。
不安にはもちろん理由があり、自分なりの思いや願いがあったからです。
ペンライト振るとかリズムとるなんて余裕はなく、ガン見、凝視していましたね…
そして…
里愛が「私はローズクォーツ」と歌いながら右手を振り回しして花を咲かせた瞬間、とめどなく溢れる涙と共に大きな安堵感を得たのでした。
ボクは朋子さん推しとして最後の横アリに参戦し、気がつけば里愛推しにシフトしていまししたので、「あの部分」は絶対里愛さんに引き継いでもらいたかった。
それが叶い、目の当たりにできたのが立川だったんです。
絶対に忘れない瞬間だと思います。
そういえば、さくりんごを初めて見たのも立川でした。
おいしは歌唱に不安があるがダンスは既にレベルな感じ。
まめはぎこちない動きながらも、姿勢がキレイだったことを覚えています。
さて、ここからがやっと5月5日当日です(^^♪
開演が迫る頃、いつもの「ジュース!」ではなく、「れいれい! さくら!」コールが沸き起こりました。
東京出身の彼女たちへの凱旋コールですね~
昔々、モーニングを追っていた頃にも東京出身である亀井絵里さんに対する「えりりん!」コールを体験したことがありますが、あの時は意見が対立して少々騒がしくなったような記憶です。
凱旋はあくまでも地方組のものであり、東京は対象外である…みたいなねw
あの頃はSNSが発達していなかったので伝言板みたいなところでのやりとりでしたが、まぁ自分の物差しオンパレードで見ていられなかったなぁ(笑)
今回はそうならないことを祈りますし、理屈や偏った意見などどうでもよく、メンバーとオーディエンスが楽しみや嬉しさを共有できれば「それで良し」であるとボクは考えます。
【5月5日 TACHIKAWA STAGE GARDEN 15:00~・セットリスト】
01 私が言う前に抱きしめなきゃね △
02 Borderline △
03 トウキョウ・ブラー △
MC
04 プラスティック・ラブ △
05 好きって言ってよ △
06 TOKYOグライダー △
MC
07 香水(あかり/瑠々/玲音)※回替わり
08 おあいこ △
09 銀色のテレパシー △
10 FUNKY FLUSHIN’ △
11 KEEP ON 上昇志向!! △
MC
12 ナイモノラブ
13 プライド・ブライト
14 Fiesta! Fiesta!
15 CHOICE & CHANCE(2023 10th Juice Ver.)
16 「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
17 GIRLS BE AMBITIOUS!
18 ロマンスの途中(2023 10th Juice Ver.)
~アンコール
19 悲しきヘブン(あかり/咲良)※日替わり
MC
20 Magic of Love
△=川嶋美楓不参加
トウキョウ・ブラーは相変わらずカッコいいですね~
歌唱スキル集団だからこそ歌いこなせていると実感します。
Bメロの「だって凝りない奔放なBoy~」でクラップが入るんですが、ここのノリがイマイチだったような…(;'∀')
ナイモノラブのコールも大阪に比べると控えめに感じました。
特に「あーたん!」の部分、大阪では異様なくらい大きかったです。
「Oh Ah Ah!」や「Yes Oh Yes!」は定着していないような感じ(笑)
回替わりはなんとなんと三度目の「香水」(笑)
四回見たうちの三回が同じ曲ってのは残念すぎる…
久しぶりのつんく♂氏作「おあいこ」、徐々に馴染んできました。
てゆーか、MVがエモすぎる…
メンバー各々の表情が深いなぁ…と。
まめがMCで言っていましたが、里愛が今まで見たことのない表情なんですよ。
次のれいちゃんは眼が潤んでいて思わせぶり…(花粉?w)
みんな「表情」で演技しています!
本当に素晴らしいけれど涙腺ヤバいっす…
うえむーがるるちゃんに一輪花を渡すところがもう…😿
「銀テレ」の演出はとても気に入っているのですが、途中で後方舞台に座っていてメインステージに飛び降りる場面が先日より気になっています。
ヒール履いてますからね、ケガしないように注意していただきたいです。
座間でも触れましたけれど「人それ」のBメロでゆめ~みふ~りあいと移るパートがとても好きです💕
どの曲かは失念しましたが、ゆめとおいしがパートを飛ばしたのと、マイクのスイッチングミスがあったように思えました。
ゆめはチョイチャンの大サビでちょっと外してしまい、後で気づいたのですが、これがラストMCでの号泣につながったのではないかと思いました。
それ以外は滞りなく進行したステージでしたが、とにかく今回最大の大盛りあがりポイントは「悲しきヘブン」~ラストMCでしょう。
ベリキューに疎いボクは「へ?なんだっけ?この曲…」といった感じでしたが、おいしが別人になったかのように見事なパフォーマンスを見せつけてくれました。
もちろんうえむーのリードもあったのでしょうが、本当によく頑張ったと思います。
「やるねー、おいし」と思わず呟いてしまいましたが、相当練習を重ねたに違いありません。メンタル的にもかなりの重圧だったでしょう。
それがラストMCで爆発しましたね。もうボロ泣き…
さらに周辺にも涙が感染してゆきました。
特に加入同期のまめ、研修生同期の一華は寄り添い方が温かかったですね~
歳のせいか涙腺がヨワヨワですから、このような場面はもうダメ😿
ゆめは恐らく納得のゆかない自分に対する涙だったと推測しますが、「こんなはずじゃなかった」と言って号泣する傍らで、れいるるあーりーが「こんなハズジャナカッター!」と、振り付きで歌っていたのには大ウケしました。
また上手側で泣いていたゆめのところに、下手側から里愛が駆け寄って抱擁したのは追い打ちの涙腺崩壊でした。
ゆめりあいは本当に尊い(⋈◍>◡<◍)。✧♡
このような様子を見る度に「なんていいグループなんだろう」と痛感します。
それは会場にいたすべてのファミリーも同じでしょうね。
改めてJuice=Juiceの魅力を再認識しました。
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