少しずつ桜も咲き始めて
来週は入園式桜
 

毎日カレンダーに
シールを貼って
「もうすぐだね」って
娘と話しています。



娘が産まれてから3年間
ずっと一緒に
過ごしてきた私にとっては
自宅保育卒業式をやりたいような
そんな気分。



早く幼稚園に行ってほしい
気持ちでいっぱいだけど
初めて集団生活に飛び込む娘へ
いろんな思いが湧いてくる。



私は
人付き合いが苦手で
世渡りも下手で不器用で
人の言葉にすぐ傷つくし
集団生活に馴染むのが
あまり得意ではない
タイプの人間です。



娘を見てると
そんな私に似てしまったなぁと
思う部分がたくさんあります。



人見知りで臆病で大人しくて
傷つきやすくて繊細な娘。
  


でも別に
それでいいんだよ。



「明るく元気で友達たくさん」
が一番良いみたいな風潮があるけど
明るい子がいたり
おとなしい子がいたり
友達がたくさんいる子がいたり
少ない友達とじっくり関わる子がいたり
いろんな子がいていいんじゃないの?
って私は昔から思います。



他人をバカにしたりいじめたり
誰かを傷つけることさえしなければ
別に明るくてもおとなしくても
どっちでも良いんでない?



集団生活に入ると
誰かの心無い言葉に傷ついたり
今まで知らなかった
自分の苦手なことや
他人と比べてできないことに気づき
自信がなくなることも
たくさんあるだろうけど



どうかどうか
自分を嫌いにならないでほしい。



自分も他人も
大切にしてほしい。



私はずっとずっと
自分のことが大嫌いで
じぶんに自信がないまま
生きてきました。



娘には私のようには
なってほしくない。



娘が産まれてから3年間
自分は大事な存在だと思える子に
なって欲しいと思いながら
愛情をたくさん持って
関わってきたつもりだけど
逆に毎日一緒に居すぎて
イライラをブツけたり
酷い暴言を吐いたりして
娘の自己肯定感を
低くしてしまったのではないかと
反省した日はたくさんあります。



私のような鬼母といるより
我が家の経済的にも
娘の精神的にも
私が早く働いて
保育園に預けたほうが
良かったのではないか
と思ったことも何度もあるし
「保育園に行ってないの?」
と出かけ先で聞かれるたびに
なんだか責められた気持ちに
なったことも何度もあります。



でも
思い切り泣いたり笑ったり
癇癪起こしたり
そんな娘の全部と
毎日全力で向き合ってきた時間は
きっと無駄ではなかったと思います。



きっと娘の記憶には
残らないであろう
0歳から3歳までの3年間。



でも人生の
一番土台になる3年間。



そんな貴重な時間を
毎日全力で関わらせてくれて
ありがとう。



これからは幼稚園で
たくさんの人と関わって
たくさん遊んで
たくさん学ぼうね。



長い長い人生
社会性を身につけるのは
3歳から始めたって
全然遅くなんてないはず。



自分も他人も大事にできる
思いやりある子に育ちますように。



名前に込めた願いのように
優しさがたくさん
芽生えますように。



入園おめでとうピンクハート