一番大切な関節かもしれない


現職バイデン大統領の年齢が話題だ、再選されれば80超えの米大統領


健康問題がないバイデン大統領だけど専用機タラップを降りる仕草はどう見ても年相応


歳をとればとるほど足腰は文字通り「カナメ」だ


40代50代のジワジワそして60,70代ではガクガクとくる


しゃがむのが大変、靴下履くときふらつく、足の爪切るのがキツイとか


これみんな股関節のわだかまり、可動域が狭くなっている証拠だ


股関節は大腿骨と骨盤のジョイント部分


体重を支えながら両足とも片足づつ左右前後そして回転と自在の動きをする


歩るくときに体重の3倍がかかり、大腿や腰の内外の筋肉や、またお尻周りの多くの筋肉が取り巻いている


お尻の両方の外側の上部の筋肉(中殿筋)は片足バランスを保つ、と言っても意識的に動かせない筋肉


これらの筋肉が弱ると骨盤を支える力が弱り片足立ちや歩くときにふらつきやすくなる


使わない、動かない時間が長ければ長いほど、可動域は狭くなり、動かさない筋肉は固まるだけでなく萎縮して、ついには役に立たなくなる


つまり力が出ないから動かないと決めると余計に悪循環となる


万が一、つまずいて足腰の骨折するかもしれないリスク


ところでリハビリの専門用語に廃用症候群という言葉がある


安静や寝たきり姿勢で、身体を動かさないことで起こる障害のこと


1週間の絶対安静で10から15%、3から5週間で50%と筋力が激減する


また萎縮も同時に発生、2か月でに筋肉量は50%に


絶対安静でなくても普段から一日中座ってテレビ見ている時間が長時間なら、怪我してベットで過ごすのと変わらない状態なのかも


でもドントウォーリー


80歳超えでも遅くない


グッドニュースはスローなトレーニングであっても筋肉は発達する


バッドニュースは関節の可動域は筋トレでは拡がらない


でもそのための工夫は簡単で誰にでもできる


それは股関節のストレッチや回す運動だ


体が硬くなったと諦めないで、毎日すこしづつコツコツやれば可動域がひろまる


風呂上がりや軽い運動、筋トレで体が温まってからやるのが効果的


多少時間が余計にかかるが健康への投資だろう

2023/5/25 午後6時45分
金沢、窪付近
夏至近く1年で一番日が長い時期