限定正社員という制度は問題? | 沖縄発インターネットで地域活性化・女性の夢を実現

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いつもありがとうございます。
全力転職フォーラム  代表 新垣覚です。


限定正社員という言葉をよく聞くようになりました。


限定正社員とは労働内容や地域が限定された正社員のことです。


非正規雇用と日本型正社員の中間的存在です。
最近政府がまとめる「成長戦略」に限定正社員制度が
盛り込まれ注目をあびる事となりました。


この制度の良い点は以下のとおりです。

●アルバイト・パートなどいつでも解雇できる
 不安定な雇用からのランクアップができる
●企業の福利厚生などを受けられるようになる、
●残業や意に添わない転勤をしなくてよい




反面悪い点は以下のとおりです。

●所属の労働事業所が閉鎖された場合は
 容易に解雇できる
●正社員ではなく限定正社員としての求人が増える
●正社員から限定正社員への格下げが生じる
●正社員は転勤・長時間労働を強いられる可能性が
 高くなる
●企業が悪用すれば労働者の不利益につながる


(知恵蔵miniを参考)



報道や政府の発表では“欧米では一般的”
という事が言われていましたがどうもそうではないようです。



News weekのweb版では
『「限定正社員」構想の議論、
欧米では一般的だというのは大ウソ』
と切り捨てています。


News week誌によればこの制度を
現在の「日本型年功序列制」による「総合職正社員」
を温存したいからとしています。


つまり経営側の要請であってけっして労働者側の
視点ではないという事です。


となると懸念される先述の悪い点が労働者を苦しめる
可能性が大きくなります。


とにかくあまりヘンな制度で労働者を苦しめるのは
止めてほしいと思います。



『あなたの笑顔が絶えませんように!』
   全力転職フォーラム  代表 新垣覚



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