いつもありがとうございます。
全力転職フォーラム 代表 新垣覚です。
わたしが、新卒で就職した時は初任給が
２５万円ほどありました。
歳がバレますなぁ・・・。
バブル期が終った直後でしたのでまだまだ高値維持
の給料だったと思います。
そして、その後何年か“天職探し”のため
転職を繰り返し、最終的にいた会社での給料は
何とわたしが新卒の初任給でもらっていた金額以下でした。
家族が増え、贅沢はあまり出来ませんでしたが
意外にも給料が少ない事への不満や抵抗は
わたしは、ありませんでした。
今、考えると『やりたい事』をやれていたし、
消費生活がまだコントロールできる範囲だったという事
が背景にあると思います。
DODAが発表した昨年２０１１年の上半期の
転職理由ランキングでは
1位 会社の将来性が不安 （14.7％）
2位 他にやりたい仕事がある（10.6%)
3位 給与に不満がある(7.2%)
と給料に関する不満は堂々の３位でした。
パーセンテージが意外に少ないのは
アンケート方式がフリーの回答方法だった事が
原因と思われます。
gooの同様のアンケートでは給料に対する不満
が転職理由ということが１位でした。
実際に給料に不満があり転職をする人が相当人数
いるという事は言えます。
では、給料アップのためだけに転職をする事は
果たして良いのでしょうか？
わたしが頂く悩みの相談やコンサルティングでも
給料を理由に転職はありか？という事がずいぶんあります。
ことに日本においては“お金儲けは悪”とする風潮が
昔からあります。
お金を稼ぐ事への罪悪感やお金を汚いものと
見る風習があります。
わたしは、お金が目的で転職する事は全く間違っては
いないと思います。
自分の働きに見合った給料が欲しい！
と思えばそれは立派な転職理由だと思います。
けれども注意して頂きたい事がひとつあります。
これも実際のコンサルティングでよくあるのですが
本当は給料に不満があり転職をしたいのだが、
お金や給料を転職理由にするのが自分で納得出来なくて
“やりがい”や“将来性”といった他の理由に
すり替える人がいます。
これは避けた方が良いです。
潜在意識は本当の事とウソの見分けが出来ません。
面接や、職務経歴書などで本当は“お金”なのに
“やりがい”や“将来性”を繰り返して使っていくと
いつのまにか自分自身で何が本来本当の
転職理由だったのか解らなくなります。
この状態になると、どんどん身動きがとれないような
感覚に縛られてしまいます。
ですから、（面接で言うかは別にして）
給料・お金が転職理由ならそれはハッキリと自分自身で
認識して確認しておく事が重要です。
給料・お金が転職理由でも
堂々と胸を張っても何の問題もない
あたりまえの事なのです。
自信をもっていきましょう。
『あなたの笑顔が絶えませんように！』
全力転職フォーラム 代表 新垣覚
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