退職を伝えるタイミングについて考える
いつもありがとうございます。
全力転職フォーラム
代表 転職★カチニスト 新垣覚です。
在職中に転職先を見つけ転職するのが理想的です。
このパターンが最もリスクが少ないからです。
しかし、相手があっての話ですので転職先が決まらないかぎり
在職中の会社に対して辞表を出すわけにもいきません。
このあたりのタイミングの取り方は悩ましいものですね。
こんな悩みがありました。
（ここから）
現在、会社勤めしながら転職活動中です。
来月中旬に面接が決まりました。もし採用になれば月末には
出社してほしいと言われています。
まだ勤めている会社には辞表は出していません。
不採用になった時の事を考え出すタイミングを迷っています。
いつ辞表を出すのがベストでしょうか？
（ここまで）
まずやるべきことは会社の就労規定を確認しましょう。
会社によっては細かく規定されているところもあります。
退職願を出した月の翌々月まで勤めること・・・
などという規定がある会社もあります。
ただし、日本の会社の慣例としては１ヶ月前に提出です。
１ヶ月の間に人の補充や引き継ぎ、事務手続きをするという
観点からこの期間になったのでしょう。
もし、もめそうになったらどうなるのか？
ちなみに民法第627条では
『当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、
いつでも解約の申入れをすることができる。
この場合において、雇用は、解約の申入れの日から２週間を
経過することによって終了する。』 とされています。
けれども民法というのは任意規定です。強行規定ではありません。
ですから現実は就労規定と民法のバランスをとる事が必要になります。
簡単にいえば強行して辞めた場合、損害賠償請求される
可能性もゼロではないということです。
ですから、転職先と相談し、２～３週間入社日を延ばしてもらう
相談をする。
などして出来るだけ１ヶ月近い期間を捻出する努力は必要に
なるでしょう。
そしてもし、転職先での内定が出たら今度は現在の会社と
逆に少しでも短い期間での離職ができるよう交渉しなくてはいけません。
仕事はどこで繋がるかわかりません。とにかく円満な退社を目指しましょう。
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