当時の山下達郎さんが影響を受けた「とあるアメリカミュージシャン」とはこの人だ。



トッド・ラングレン(Todd Rundgren、1948年6月22日 - )一緒に写っているのは、ファッションモデル・歌手の、ビビ・ビュエール(Bebe Buell)

そして達郎さんに「潮騒」をつくりたいと思わせた、トッドの曲はこれだと思う。

 

 

Can We Still Be Friends 1978

We can't play this game anymore, but
Can we still be friends?
Things just can't go on like before, but
Can we still be friends?......

......La la la la, la la la la
Can we still be friends?
Can we still get together sometime?

We awoke from our dream
Things are not always what they seem
Memories linger on
It's like a sweet sad old song

君と僕はもう、愛を失ってしまったけど
友達ぐらいには......
なれるかな?
もう、今まで通りには行かないけれど
普通に話ぐらいはできるかな?......

......そう、友達にはなれるかな?
一緒に街へ出掛けたりはできるかな?

僕たちは現実に戻ったのも分かるさ
もう、これまでと同じじゃない......
でも、君との思い出は、ずっと繋がっていく
あの歌のようにね



達郎さんの「潮騒」とは違い、別れの曲だが、「男の未練がましさ」はなぜか感じない。

写真のビビ・ビュエルさんは、かなりの美人だが「寂しがり屋」で、少しの時間でも一人になりたくなかったようで、沢山の友達が居ないと不安だったようだ。それが沢山の異性であった場合、周りからは「浮気性」という目でみられてしまう。こうなると悪循環で、大切にしたかったであろうトッドとの仲も微妙になり、すれ違いも多くなる。結果、他のミュージシャンの子供を身ごもるのだが、その人物は当時ひどい「薬物依存」状態で、子供を産み育てる環境では無かったようだ。悩んだビビは、トッドの元に帰る......。

そして、トッドは血の繋がりはないが、自分の子供として育てる決意をし、愛はもう無かったかもしれないが、子供のために、ビビとの「パートナー」は続け、子供を育て上げる。

 

上の歌詞は全て子供のための、決意と葛藤だったのかと思うと感慨深い。

その子供というのはハリウッド女優の、リヴ・タイラー(Liv Rundgren Tyler, 1977年7月1日 - )だ。


 

リブは、セカンドネームに、育ての親 ”Rundgren ” を残している。

 

 

※次は、少し頑張って女性の歌について書いてみます。

 


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