前回の祖母山はホドホドにと思って
ゆっくりペースの祖母山だったけど
予定よりも4割り増しくらいで筋肉痛だった
階段の登り降りが不便で
2日ほど悩まされた
今後の行動の計画に柔軟性を持たせる為
今少し筋トレが必要と思う
どこがいいか?
ということで前障子へ
山頂に泊まれば流星も期待できる?
だがしかし
860mくらいで断念、今の拙い私には
前障子にはまだ早い
という結果でした
今回も夜勤開け、パッパと準備して
0540出発
今回は嘉麻峠経由で原尻の滝へ
あとは険道を登るだけだったはずが
すぐ先で通行止めだった
登山者っぽい車が引き返していた、あれ?
事前情報だと尾平鉱山まで行けるはず
前の台風の影響?
第六感を巡らせたところ、、、
緊急工事的なヤツなら迂回できるのでは?
以前コミュニティバスに乗った時のルートを
思い返して
そういえば随分遠回りしてたけど
立派な広域農道みたいのを走ってたよね、と
R502を緒方駅あたりの緒方駅中心部を過ぎて
清川方面に少し進むと県道410だったか?
大化、六種への看板をみて右折
少し先の一時停止の交差で右折すると
思った通り長谷緒井路あたりで合流できた
あとは進むだけ
登山口には誰もいなかった
準備して
1000出発
廃屋の先の砂防ダム横から取り付きだけど
イネ系の薮が深くなってて進みずらい
初めて来たら
ルートは多分わからないだろう
コンクリート路が途切れ
沢を渡ってシカ避けネットをまたぐ
ネットはあちこち破壊されてて用を成してない
五年前くらいに伐採植林された若々しい木々とイネ系雑草の混在エリア
切り付けてくるイネ系雑草の長い葉と
と直射日光がキツい
雑草のせいで植林の生育も
思わしくないみたい
土が粘土質で歩きにくく
表層は乾いてて中は湿ってるので
とにかく滑る
もう一回シカ避けネットを越えると
原生林に入り心地よい森林となった
木々のバリアで直射は回避できた
が、傾斜が普通ではない
重力の向きがバグってる
平衡感覚が狂ったような気になる急坂
さっきの薮の精神攻撃に気力を持っていかれ
早々に疲れを感じる
少々樹に身をあずけるように休憩
この先大丈夫だろうか?
進みつつなんとなく数年ぶりのルートが
徐々に思い出される
2箇所ある沢にたどり着くだけで
へばってしまった
今日は諦めようか?
そのくらいペースが上がらない
一旦休憩する
なんとか荷物を減らして再出発したが
二百メートル登ったところでへばってしまい引き返すと決める
情けないが今の実力はここまでだったということだろう
これ以上無理に進むと明日動けなくなる可能性がある
または途中で変なところで泊まらざるを得ない状況に陥る可能性が高かった
思ったより坂がきつかった
傾斜が辛いのは承知していたが
予想以上に足にきた
重量も少し重かったので
余計に辛く
沢の辺りでもう十分という感じだった
沢のところにツェルトを張った
ここは以前にも何泊かしてる場所
この際キャンプを楽しもうと思ったが
動く気力がなく
ツェルトにしておいて正解だった
紐などは始めから取り付け済みなので
樹を利用して設営
後が楽なのでペグも使わないで
小枝をペグ代わりに使う
しばらくぶりのツェルトだが
設営はスムーズだった
ツェルトだと
横になったままほとんどのことが全部できる
少々手狭に思えるが
もう使い方になれているのであまり気にならない
むしろ快適
疲れすぎて何も考えられないが
むしろ心地いい
普段は全力を出すと誰かを傷つけたり
面倒なことになってしまうので
少々手加減して生活を続けているが
ここでは全力を出しても
ありあまるほどの力で
押さえつけられる
完全に負けるということ
勝つよりも負ける方が心地よいという不思議どう考えてもうまくいかない
だからこそ楽しい
まぁ、負け惜しみの戯れ言だけど、、
こういう時は激甘コーヒーがウマイ
誰かが直火で焚き火をしていたようだ
未だに時代錯誤な考えの持ち主か
思い違いをしてる人か、、
(この湿っぽい中での焚き火スキルはすごいとは思うが、いやダメだけど)
後を堂々と残しているところをみると
当然のことと思ってるんだろうな
とりあえず、こんな形跡は後の人に誤解を
与えかねないのである程度隠滅しておいた
たとえ燃料を節約したいのだとしても
二次燃焼系のストーブでも使えばいいのに、、
早い時間に設営してしまい
時間をもて余したが程なく日が沈んだようで
辺りは真っ暗になり
沢の音が聞こえるだけの世界となった
星明かりも届かず真っ暗だった
とりあえず食事を掻き込み眠る
眠りが浅く何度も目が覚める
落としておいた動画を見たりして
時間を潰し0400から
朝食を摂ったり着替えをしたり
して0500ごろ明るくなってきたので
ゆっくりコーヒーを飲んでから
撤収0530ごろ出発
一時間半で降ったが
それでも汗が止まらなかった
夏バテ?どうも変な体調だった
バイクの上に
行きにはなかった花が咲いていた
帰りに神社へお参りして
帰路へ
ハクビシン2匹とカエル1匹、
シカ1匹
人には会わない山行でした
体力づくりは難しい