本日は上場企業様へ申告書作成システムに係る改定内容の研修をさせていただきました。
月次巡回監査とは異なり1年に1度の接触となるため、普段からコミュニケーションを取っているわけでもないことから、なかなかやりづらいのが事実です。
お客様は非常に優秀で賢い方だというのは以前より認識しておりましたので、レジュメには同じようなことが何度も載っておりページ数がやたらと多かったのですが、くどい説明は避けました。
お客様もお忙しいでしょうから。
本件はシステムに精通した税理士が講師となる業務ですので、今後も操作には十分に熟知していく必要があります。
今回まではお客様の申告書作成スケジュールの都合上、今頃のご案内となっておりましたが、本来は2月頃のご案内が最適な時期。
そのため来年からは2月頃の改定案内研修をお客様がご希望されましたので、来年は改定ホヤホヤ情報をお話することになります。
こちらとしましては超繁忙期の激務中に更に激務が加わる事態となりますが、やるしかないですね。
正直、年間を通して最もストレスがかかるのがこの業務です。
7月のこの時期は体調を崩すことが多くて、しかも周囲ではコロナウィルス騒ぎにつき、いつも以上に気を張っていました。
なんとか無事終えることが出来て安堵しております。
強いストレスからも解放されました。
今回、システム会社側の担当者が異動になって、お客様の初期立上げからずっと一緒にやってきた担当者が変更になったわけですが、双方これと言ったご挨拶もたいしてなく、いきなり後は本番よろしくという感じ。
引継ぎがちゃんとなされていたのか不明で対応が雑過ぎて酷いものだと思いました。
こちらから色々と問合せないと動かない担当者、大変残念に思います。
ウェブでの研修だったわけですがこの新たな担当者、ふんぞり返ったような姿勢で喋っていまして大変不愉快でした。
私が不愉快に感じたのですからお客様もさぞ不愉快だったことでしょう。
海千山千な対応が重ねて不愉快。
お客様には申し訳なく思います。
我々事務所としましては、お客様の引継ぎの際にはしっかりと業務の引継ぎを行い、お客様にご不安を与えずご迷惑とならないように、今回の件を反面教師とします。
さて、こんなこともあり強いストレスからの解放状態につき、やっとワイシャツやら革靴やら美術館やらに関心が向かうようになりました。
東銀座の銀座時事通信ホールにて7月11日(木)から16日(火)で開催されるファンタジーアート展に行ける日が正直、16日(火)しかないです。
行けるかどうか定かではないですが依然として関心はあります。
書籍「完全なる経営」は半分くらいまで読み進めることが出来ております。
やはり上述の講師業の影響から、最近は書籍を読むのが後回しとなっていました。
途中まででの感想というか考えですが、やはり理想とするのはティール組織だなと。
私の中でのティール組織は、各人がマズローの欲求五段階説で言えば五段階目の「自己実現欲求」レベルに達した者同士の組織であること。
経営理念や組織の目標を各人で共通認識しつつ、お互いに命令系統で縛られずとも柔軟に各々の能力を活かせる組織。
まずもって、欲求五段階説の「自己実現欲求」のレベルに到達させるにはどうしたら良いか、から始まります。
安定的な給与を貰えることで、二段階目の「安全欲求」までは満たされます。
しかし恥ずかしながら正直、当事務所は三段階目の「社会的欲求」がまだまだ弱い。
組織というより仕事で繋がっている感じ。
淡泊なんです、分かり易く言うと。
仕事中に雑談が自然発生しないのが物語っています。
しかし仕事の環境としては余計な管理が無く、監査時は各人に経営者面談までを通して責任が課せられているため、やり甲斐はあります。
仕事のやり甲斐という観点では申し分ないのです。
これが良いか悪いか、とかではなくそういう現実があります。
常日頃から従業員を承認していないことが最大の原因と私は捉えており、私の反省材料でもあります。
後輩達とのコミュニケーションも不足しているなと改めて反省する次第。
私も含め管理者の影響が強いわけですから今後の課題でもあります。
今後永続的に当法人を繁栄発展させるとなると、考えなければならないことは山積み。
代表は初代としての成すべきことがあると思いますが、私をはじめとした従事者もまた、将来のためになすべきことがある。
本日もお疲れ様でした。