とある本を読んでおりましたら面白いことが書いてありました。

 

卒業した大学とパフォーマンスには殆ど相関関係が無く、パフォーマンスと最も相関関係があるのは挫折経験だ、とのことです。

 

挫折は乗り越えることが出来たなら、とても強い武器になるようです。

 

 

さてさて、全くもってレベルの高い話ではないのですが、仕事を手掛ける順序はとても大事だ、ということを書いてきました。

 

分かり切った内容で当たり前過ぎて大変恐縮ですが、簡単に下記例をもとに確認してみます。

 

 

前提条件

 

A仕事・・・3分かかる&最後に上司のチェックが必要(チェックに1分かかる)

 

B仕事・・・2分かかる

 

C仕事・・・6分かかるけど、最初に1分手掛ければ後の5分は放置してもOK

 

上司は5分後に外出してしまう

 

(色々と細かいツッコミどころはあるでしょうがご勘弁ください)

 

 

さて、まずどの仕事から取り掛かりましょうか(笑)

 

 

私なら、C→A→Bで取り掛かります。

 

 

まずC仕事に1分取り掛かりることで、残りの5分間で、別の仕事に取り掛かります。

 

上司の滞在時間を考慮して、次はA仕事に取り掛かります。

 

A仕事が完成したら上司にチェックしてもらいます(4分経過、上司には残り1分の滞在時間でチェックしてもらえます)。

 

上司にチェックしてもらっている間、待っていても仕方ないのでB仕事に取り掛かります。

 

B仕事が完成したところで6分経過、同時にC仕事も完成しますので、6分でA,B、C全ての仕事が完成することになります。

 

 

これが時間がかかる仕事は後回し、ですとか上司の滞在時間を考慮しないでいると、大変なことになるのです。

 

時間のかからない順B→A→Cですと、A仕事が完成して上司にチェックをしてもらおうと思っても、上司が外出してしまいますし、上司がチェックする時間が確保出来なくてアウト。

 

しかも全ての仕事を自分の範囲内で終えたとして11分かかります。

 

最悪のパターンです。

 

 

しかし、これをやってしまう人が、それなりにいるのかもしれません。。。

 

目の前の、与えられた仕事順に手掛けてしまうとか。簡単そうな仕事から手掛けてしまうとか。誰かに委託出来ないかを検討せずに、自分でやってしまうとか。

 

 

こういった発想って、仕事だけじゃなくて料理でも同じだと思うんですよね。

 

私の場合、学生時代に中華料理の某ファミレスの厨房でアルバイトをしていたときに、注文をどの順序で手掛けるかで、成果が大きく異なることを体験してきました。

 

例えば、煮込み系の料理とチャーハンの注文を同時に受けたとき、どちらを先に手掛けますか?

 

勿論、煮込み系ですよね。煮込み料理は一通りの食材を投入すれば、暫くは放置出来ますからね。

 

しかしチャーハンは少しでも放置すると、直ぐに焦げてしまうわけです。

 

煮込んでいる間にチャーハンを作れば良いわけです。

 

こういった発想って当たり前だと思っていたのですが、どうやらそうでもないみたいで、、、

 

かといって特殊な能力でもなければ、頭の良し悪し、とかそういったレベルでも無いと思うのです。。。