フリースクールに関して考える(フレネ教育・箕面こどもの森学園) | 自分で出来る整体コミュニティサイトの作り方

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実は小中学校のフリースクール(オルタナティブ教育)に関しては、少し懐疑心を持っていた。

限られた情報しか見ていないのでイメージだけだが、日本のフリースクールの実践報告(サドベリー教育を取り入れたフリースクール)などをチラと見る限りではあまりにも放任ではないかという気がしたのである。
実際、毎朝集まってから子供たち中心に今日何をするかミーティングしてから学校をスタートする形式では、サポートに回る大人たちの力量もかなり問われるのではと思う。

先月の自然育児の会の集りで「箕面こどもの森学園」の学園長先生に初めてお会いして、いろいろ質問を簡単にさせていただいて印象が変わった。
何だかこの学校、面白そうだ。
その時は時間も無いので、持参されていた箕面こどもの森学園が出来るまでと、その学校で行われている教育に関しての報告がされているらしい「こんな学校あったらいいな」という本を買ってみた。

読んでみて、おお!こんなところに求めているものに近いものが!!と思った。タイトル通りである。

学校を作るにあたり今学園長をされている辻氏は、いろいろなオルタナティブスクールを調査されたらしい。そこで、「フレネ教育」に出会われた。詳しくはウェブページで紹介されている文章を見てもらうことにして、本の中で紹介されている学習プログラムに関して書いてみたい。

この学校では基礎的学習は「ことば」「かず」という枠組みで取り組み、「テーマ」「プロジェクト」「選択」という4つのカテゴリーで学習が進められているらしい。
ざっと時間割を見た感じでは全体の4~5割が基礎学習に当てられていて、時間的に不足することは無さそうだ。
少人数での学習による弊害は無いのか?という疑問にも本の中でちゃんと回答が与えられていて、なるほどと肯かされた。

最初に辻氏にお会いした時にお聞きしたのであるが、今は不登校からこの学校に通うようになった子供よりも、オルタナティブな教育を求めて入学する子供の数の方が圧倒的に多いらしい。
今現在の教育に問題を感じ、行動する親はどんどん増え始めているみたいだ。

今回、多用な教育を推進する為のネットワークというものがあるのも初めて知った。

本を読んで、実際の教育現場を見てみたくなった。
ぼんやりしているとすぐ娘も就学の年齢になりそうなので、折を見て調査も開始したい。

こんな学校あったらいいな: 小さな学校の大きな挑戦

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