CYBERDYNE株式会社の種類株式 | 会社設立支援の会計事務所 港区品川駅税理士

CYBERDYNE株式会社の種類株式

「東京証券取引所は19日、筑波大学発のロボットベンチャー、サイバーダイン(茨城県つくば市)の東証マザーズ上場を承認したと発表した。上場は3月26日。上場株式の10倍の議決権がある種類株を経営者が持ち、上場後も実質的に支配権を握る仕組みをとる。こうした種類株を使った新規上場はグーグルやフェイスブックなど米IT(情報技術)企業に多いが、日本では初めて。」
日本経済新聞Web刊 2014/2/19 20:41

種類株式の評価をどのようにしているのか興味があったので、目論見書を読んでみました。

「9.当社は、株主総会及び各種類株主総会その他所要の手続きを経て、平成25年10月23日付で、(旧)B種類株式を(旧)A種類株式に変更した上で、かかる(旧)A種類株式の内容を変更して新たに普通株式として、さらに、従前の(旧)普通株式の内容を変更して新たにB種類株式といたしました。また、山海嘉之、山海嘉之が代表理事を務める一般財団法人山海健康財団及び一般財団法人山海科学技術振興財団以外の新たなB種類株式の株主は、B種類株式6,366株の取得請求権を行使し、同数の新たな普通株式の発行を受けました。さらに、当社は、同日開催の取締役会決議により、取得したB種類株式6,366株の消却を行いました。 」
(CYBERDYNE株式会社の目論見書P66より抜粋)


普通株式を種類株式に変更したようです。
株式の内容変更時点では評価の問題は出なかったんでしょうね。


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