スタートアップの支援をしていると、資本政策の相談を受けることがよくあります。

資本政策というと、どうしてもExcelの表をイメージされる方が多いと思います。
 

何株発行するか。
いくらで調達するか。
創業者の持株比率は何%になるか。
ストック・オプションを何%用意するか。

 

もちろん、これらの計算は重要です。

 

ただ、実務で本当に大事なのは、Excelの数字をきれいに作ることではありません。

その会社が、最終的にどこを目指しているのか。

 

IPOを目指すのか。
M&Aも選択肢に入れるのか。
創業者はどの程度の持分を残したいのか。
役職員にどのようなインセンティブを渡したいのか。
投資家にとって、どのようなリターン設計が合理的なのか。

 

こうした「出口」から逆算しないと、資本政策は単なる数字合わせになってしまいます。

 

そして、資本政策の怖いところは、後から簡単にはやり直せないことです。

 

創業初期に何となく決めた株式比率。
勢いで進めた資金調達。
後回しにしたストック・オプション設計。
将来のIPOやM&Aを想定していない株主構成。

 

その時点では小さな判断に見えても、数年後に大きな制約になることがあります。

 

今回、『スタートアップのための資本政策入門』の出版に合わせて、スマートラウンドさんと共催でセミナーを開催することになりました。

 

テーマは、

「エグジットから逆算する資本政策のつくり方」

です。

 

単なる書籍紹介ではなく、資本政策を実務でどう考えるか、そしてsmartroundやAIを使いながら、どのように作成・管理していくかまで踏み込んでお話しする予定です。

Excelではなく、資本政策作成ツールを使って実演予定です。

 

スタートアップ経営者、CFO、管理部門の方、VC・CVC、士業やスタートアップ支援に関わる方には、ぜひ聞いていただきたい内容です。

 

開催概要は以下のとおりです。

日時:2026年8月4日(火)12:00〜13:00
形式:オンライン
参加費:無料
共催:Gemstone税理士法人/株式会社スマートラウンド

詳細・お申し込みはこちらです。
https://jp.smartround.com/event/C--o8lv2

資本政策は、会社の未来を決める設計図です。

だからこそ、早い段階で一度立ち止まり、

EXITから考えてほしいと思っています。