エクイティリスクプレミアムは、株式投資の、割高・割安を長期的に判断する投資尺度です。

「株式市場も債券市場も、大幅・小幅の価格変動をするが、債券の価格変動幅は、株式の変動幅に比べると小さいので、債券投資はリスクが少なく安定性のある投資と評価されている。もし、債券も株式も同程度の運用利回りしか期待できないなら、資金運用に際して、だれもが債券に投資し、株式には投資しないだろう。
だが、株式投資には、大きな値上がり益を得られる可能性があり、それが魅力となっている。では投資家は、債券投資の収益に比べ、どのくらい多くの収益を株式投資に求めているのだろうか。この差を「リスクプレミアム」と言い、株式が割安か割高かを判断する尺度となる。 」
(野村証券証券用語解説集)

企業価値評価を行う場合、ざっくり計算する場合、5%程度にすることが多いのですが、エクイティリスクプレミアムは、いつからいつまでのヒストリカルデータを用いるかでまったく数値が異なるのです。
評価者によって解釈が異なりえるのです。

例えば、高度成長期やバブル期を含めるのか(含めればエクイティリスクプレミアムは高くなります)によって変わってくるのです。

日本経済のリスク・プレミアム―「見えざるリターン」を長期データから読み解
山口 勝業 東洋経済新報社
「高い法人税のせいで株主は損していた?人気銘柄に投資しても儲からない?プラザ合意は失敗だった?ドル買い介入はイラク戦争への援護射撃?株価・金利・為替の長期データから日本経済と投資家行動を究明する。」

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