(神奈川江ノ島、シーキャンドル(右)と富士(左)。)

 

 

今週は、前週末の話からの続きです。

不動産投資の学びに関しては、今週はお休みします。

 

金融機関との話合いの中で出てきた土地活用に関する部分につき、

昨年の秋口辺りからの出来事も踏まえてお伝えします。

 

昨年末に以下の記事もアップしていますが、

内容的に重複することも多いのでご了承下さい。

 

なお、何回かに分けてお話しする予定です。

では、今回分、以下どうぞ。

 

 

1.金融機関の紹介で受けられるメリット-2

 

金融機関経由の紹介で得られるメリットは別にもあります。

それは、ハウスメーカー側の姿勢が変わるということです。

 

昨年秋に訪問を受けたハウスメーカーの営業マン。

税理士会の名簿を使って個別営業していました。

 

そして、この営業マン。

どちらかというと態度は横柄。表面的には慇懃ですが無礼でもあります。

 

しかし、金融機関からの紹介であればそういう態度は御法度です。

顧客からの評判が悪ければ紹介を受けることができません。

 

金融機関から見込客として紹介を受けた相手先は程々以上の財産持ち。

金融機関としても「長期視点で育てたい」顧客です。

 

となれば、成約率が一般客より高くなる期待も持てるのです。

そんな相手を軽々と蹴っ飛ばす訳には行きません。

 

結果、オーナーの満足度やトラブルの減少も見込めます。

金融機関を通してデメリットになるようなことは少ないのです。

 

 

1.別の角度から同じことを述べると…

 

上記を別の角度から述べてみますね。

それは営業マン次第ですが…という話。

 

当方が個人として出遭った営業マンのうち一定割合は、

都合の悪いことを過小に表現したり、無理に契約を押し込もうとしたり。

 

また、上手い部分を強調することで見込客を上手い具合に茹で上げ、

メクラの状態にして「そそのかす」ようなケースもありました。

 

昨秋出遭った営業マンに到っては「話を釣り上げてからぶった切る」、

こんなテクニックも使う輩でしたから、素人が対峙するのは危険です。

 

これは「もっと先を聞きたい」「儲け話を失いたくない」、

普通なら縋り付いてしまうような心理を突いてくるのです。

 

親切にしていた恋人にわざと釣れない態度を取ってこちらを振り向かせる、

あのテクニックと同じです。

 

同時に、心の底では素人相手だと舐めているような態度も透けて見え、

どんな手を使っても契約に持ち込もうとするいやらしさも感じました。

 

本件は個人対応をするとナメられる典型です。

金融機関を通せば、この辺りのリスクも下げられると思います。

 

【教訓2】

 

 土地活用は必ず金融機関からの紹介を使うべし。

 トラブルを減らせる確率が上がる。

 

 何十年も付き合う話だから、最初にケチがつかぬ事はとても大切。

 また、高額な取引であって後戻りが不可能なことにも注意を払うべし。

 

 

1.その他のメリット

 

金融機関を通した場合には、割引特典を使えるケースがあります。

外部の顧客に呈示していないものもあるようです。

 

各社毎に制度の有無や割引率が違いますから、

これは個々に当たらないと解りません。

 

ただ、千万億単位に対しての話ですから、

バカに出来ない話だと思います。

 

 

長文へのお付き合い、ありがとうございました。

それでは佳き週末を。

 

今週は桜が満開になっているでしょうか。