(神奈川県川崎市の等覚院。ツツジ寺で検索すると出てくるよ。盛りを過ぎた花頃。)
今回は前回の続きです。
多科目受験生の科目の一部切り捨てに関し確認します。
全体の記事を分割しながら進めていますので、
未読の方は初回(今週月曜日)からご確認下さい。
1.切捨てはできるだけ避けたいものだ(考え方-(1))
先に、科目切捨てに対する考え方からお話しします。
何を話すのか、そのベースを構築します。
まず、科目の切捨てはできるだけ避けて下さい。
どのような形であれ、最後まで到達すれば来年に繋がるからです。
これは当方の受験生時代の経験から述べています。
以下の記事に概要を記していますので、必要に応じご確認下さい。
どのような形であれ、最後まで到達した科目は優位性を持っています。
年内に全体を端から端まで独習できるからです。
年内の段階で本試験直前のレベルに到達できれば上級や経験者でOK。
そして翌年の勉強は楽々。それが夏まで維持できれば合格率は80%超。
例え今苦しくとも、その次を考えて行動する。
これこそが努力継続の1つであり、次回本試験での合格率を上げるのです。
1.「万年受験生」への途を拓くパターン
一方、途中退場すれば、次年度は「初学・一般」から再スタート。
法人税なら「益金とはぁ~」「損金とはぁ~」から始めるのです。
かったるいことこの上なく、
初期段階で程々デキてしまうことが次の慢心に繋がります。
慢心しているうちに努力レベルが自然と落ち、
ライバルたちに少しずつ負けてゆくのです。
…そして…
結果は言わずもがなです。次も同じループに入ります。
これ、訊くことが出来る人がいたら質問してごらん?
「万年受験生の」何割かはこのパターンだから。
1.最後まで到達した場合の優位性(考え方-(2)②)
仮に今年、切捨て科目が発生した場合。
今年捨てるまでに勉強した項目は、
来年その時期まで待たなければ空白のまま。練習できません。
最後まで粘った者=全体を一周した者なら、
どこから手を付けても構わない状態になっています。
しかし、科目を切捨てた者は、
制限がかかった状態での再スタートです。
この違いは、「初学・未経験者」と「経験者・上級」との差を生みます。
経験者等が選択できる者と出来ない者。
その差が何を生むかは痛いほどご存じのハズです。
多少の無理をしても有利な状況づくりができるなら、
切捨てを回避すべきだと思うのですが、どうでしょうか。
…本記事、まだ書くべき内容が残っていますが、
今回分はここまでとさせていただきます。
続きはまた次回。
今回もお付き合い、ありがとうございました。