(立川昭和記念公園のコスモスと秋の空、そして飛行機雲。)

 

 

本記事は、以前、別々の場所に内容を分割して記したものです。

今回、内容に加筆し、改めてまとめたものをアップします。

 

内容は、多科目受験者の科目の一部切捨てです。

この時期、勉強が苦しくなると増える質問です。

 

勉強が苦しくなった、或いは追いつけない、

複数ある科目のうち一部を切り捨てたいが大丈夫か。

 

以下はこうした質問を受けた際の当方の回答です。

幾つかパターンがありますので、該当する方はその部分を検討し下さい。

 

また、単科目でも続けるかどうか、

この点での共通項がたくさん含まれています。

 

参考になる点があれば幸いです。

 

 

1.「最後まで到達する」の意義

 

先にタイトルを定義します。

 

本稿にて「最後まで到達する」こととは、

単に講義だけ出席するレベルまで含まれます。

 

何も復習をしたり、今から合格レベルを目指せ、

必ずしもそういう話ではない旨、ご承知おきください。

 

 

1.多くの受験生の傾向

 

この時期、多科目受験者は勉強が苦しくなる時期です。

 

すべての科目に付き模試向けの勉強が始まり、

過去の振り返り分が劇的に増加するからです。

 

本ブログを以前より読んで頂いている方なら、

過去分は普段の勉強と並行して済ませているハズ。

 

さらに、上級や経験者なら、

昨年の年内に片付けている方もおられるハズ。

 

それらを準備することが模試の時期や直前期を楽々乗り切り、

トップを突っ走りながら本試験を迎えられる元だと述べました。

 

しかし、人間の性(さが)として、面倒なことは先送りしたいもの。

また、直ちに罰を受けたり罪になるのでなければ放置します。

 

その結果が冒頭の状況を招き、

せっかくチャンスの窓を拡げようと試みた多科目受験に傷が付くのです。

 

 

1.科目の一部を切り捨てても大丈夫ですか?

 

さて、苦しくなるとタイトルのような質問を受けるのですが、

当方の回答はどうでしょうか。

 

基本形は「どのような形であれ続けて下さい」ですが、

「物理限界を超えているならやむなし」で収めます。

 

もちろん、絶対性はありませんから、

こちらからは提案という形で止め、あとは受験生の選択次第です。

 

では、判断の分岐点はどの辺りにあるのでしょうか。

長くなりますので、続きは次回以後に分割します。

 

 

 

続きはまた次回。

今回もお付き合い、ありがとうございました。