(京都南禅寺の三門。JR東海のCMでお馴染み。)

(新緑や紅葉の時期は下の空間が絵のフレームのように。)

 

 

今回も前回の続きです。

 

今回は、時間を一生単位で俯瞰した場合に、

勉強の着手を先送りしたことで失う可能性があるものを考えます。

 

シリーズ初回は以下のリンクからどうぞ。

 

今回は徒然に文章を書いています。

読みづらい部分はご容赦下さい。

 

 

1.1年の合格の遅れによる損失はどこで測定するか

 

もし独立開業を目指している方がおられた場合、

合格が延びて1年出遅れると幾らの損失になるでしょうか。

 

これは、働ける期間のうち、最後の1年を押し出したと考えて下さい。

つまり、最も年収が高い最後の1年を枠外に追いやったと考えるのです。

 

最初の年の年収でもなく平均年収でもなく。

最後の1年の年収で考えるのがミソです。

 

 

1.1年出遅れると何千万円の損失になるだろう

 

皆さんが働ける最後の年。もし独立開業でもしていたら。

或いは大法人とパートナーシップを組んでいたら。

 

その際の年収は幾らを予測しますか?

 

衰えているから、店をたたむ直前だから少ないよ、ではなく、

ピーク時の予測値(≒目標値)で考えて下さい。

 

1千万円?いやいや、そんなに安いはずがありません。

その程度ではそうなった意味が半減します。

 

実際には、3千万円とか、5千万円とか。

成功すれば億単位になっているかも知れません。

 

 

1.時間の絶対的価値と相対的価値

 

時間には、絶対的価値と相対的価値が存在します。

 

絶対価値は1日を24時間とするお馴染みのもの。

誰にも平等に与えられる価値、物理的なものです。

 

相対価値とは、今回の場合でいえば、

その時々に置かれた状況で発生する収入の量の違い。経済的価値。

 

これを織り込んで測定するものです。

 

上記にて「最後の1年をみろ」と言ったのは、

相対価値は、同じ24時間で最も価値があると推測できるからです。

 

 

1.1日の時間を一生のスパンで考える

 

将来を込みにして考えなければ、つまり漠然と時間を捉えれば、

それは、ただの1日がいつもと同じようにやってくるだけです。

 

もし、周囲が変化する中で現状変更を考えなければ、

それは相対的な後退をもたらすかも知れません。

 

その中で漫然と過ごしていると、自分軸が消え去って他人の影響が強くなり、

やがて相手の要求に押し流され、時間の海に溺れます。キリがないのです。

 

一生の中で相対価値が高い1日をより多く確保しようとするなら、

相対価値の低い1日をできるだけ減らし、将来に備えること。

 

そのために、考え行動することが必要です。

そして、日々時間の前倒しをして階段を駆け上がって下さい。

 

自分の未来を切り拓き、自分の世界を創り上げるのです。

 

 

1.勉強が億劫で先延ばしした、その1日

 

勉強が億劫で先延ばしした、その1日。

今日ぐらいはいいやと思った、その1日。

 

それが何十年後かの相対価値が高い1日を削っていることを忘れずに。

 

いや、別に「あるべき論」じゃないから強制するものではありませんが。

何をしていても、おトクな方法は頭の片隅には置いておきたい考え方です。

 

いや、もしかしたら、その1日は一生の最後の日に、

大切な人と過ごすべき1日になるかも知れませんよね。

 

それくらい価値のある1日を削ったことになるかも。

んー、考えすぎか。

 

 

 

 

続きはまた次回。

今回もお付き合い、ありがとうございました。