今回も端的に済ませようと思いましたが、

+αでお伝えしたいことがありますので長文化しました。

 

試験直前ですから、必要以上に時間を使うことは避けて下さい。

書いておきながらスミマセン。

 

なお、台風は九州地方の西側を縦断で確定したようです。

該当地域の方は苦労が重なりますが、可能な限り環境を整えて下さい。

 

こんなときでも勝負の土俵は台風の来ない地域と一緒です。

負けぬよう気合いを入れて下さい。

 

また、本試験以外の部分で無駄な労力や時間を浪費せぬよう。

準備できることは可能なうちにどうぞ。

 

 

 

1.明日以後の試験について

 

明日はいよいよ税理士試験1日目、

簿財、消費、酒の実施日です。

 

緊張されている方が大半だと思いますが、

しっかり寝ることを考えて最後の勉強に身を入れて下さい。

 

なお、もう前日ですので、幅広く全体に目を通しておく程度が限界です。

あまり根を詰めて疲労に繋がることのなきようご注意を。

 

そして、ここまでの努力、本当にお疲れ様でした。

あとは本番に出来うる限りぶつけてきてください。

 

みたことがない言葉や不明な項目が出たとしても落ち着いて。

解らないことが受験生の横並びなら問題ありません。

 

後でアナにならぬよう、目を通すだけ通しておいて先に進んでください。

解けない部分は数字だけ埋めておけばオッケーです。

 

本番で必要なことは過去記事に記してありますので、

必要に応じてご確認下さい。

 

【目次:模試の後、直前期まで】

 

 

1.失敗の意味合いが違うことの確認

 

本試験ともなると緊張感に包まれ、

「失敗したらどうしよう」という気持ちで一杯になるかも知れません。

 

ただ、この部分、よく考えて下さい。

 

皆さんは人生に+αをもたらす挑戦をしているのですから、

成功したら+1、失敗してもゼロのままという位置関係となるだけです。

 

つまり、失敗したとしても元の位置に戻るだけに過ぎませんし、

翌年に再挑戦の機会を与えられますから、大きな痛手ではありません。

 

ビジネスのように、失敗したら10年間再起不能とか、多額の負債を負うとか、

そのようなことにはなりません。

 

結局のところ、失敗の意味合いが一般とは異なっているワケで、

結果がマイナスに引っ張られるのとは違うのです。

 

もちろん、掛けた時間や労力、経済は消失しますが、

ダラダラ長期にわたるものでなければヨシとして差し支えないと思います。

 

その辺りは後々稼いで取り戻せばよいではありませんか。

協力者には合格後に恩返しができれば充分ではありませんか。

 

得られたものを次に生かすことを忘れなければ、

貴重な経験値としてフィードバックできますよ。

 

つまり、仮に×だったとしても、

生かし方を理解していれば完全な失敗とはならないのです。

 

 

1.将来は想像した以上の世界が待っているかも知れない

 

税理士試験や会計業界に携わることは、

別の世界の扉を開く可能性を秘めています。

 

いつも引き合いに出して申し訳ありませんが、当方の話を改めて簡潔に。

 

当方は業界にクビを突っ込んだものの、結局不動産方面に転進しました。

が、今では税理士の平均年収の何倍かを稼ぐに到り、それで生きています。

 

まだローンに縛られていますが、暫くの後には解放されます。

自らの人生を自ら決め、判断・行動できるポジションに到達しつつあります。

 

この話は、税理士を税理士として単純に捉えると方程式が成立しませんが…

禅問答的な話はまた改めての機会に。

 

ただ、人生には限りない可能性が秘められていることだけは確かです。

本当の意味で税理士試験に取り組むと、そこに繋がりやすくなるのです。

 

当方、こちら方面に関わることがなければ現在の姿はあり得ませんでした。

この業界全般で得られた経験がなければ、このステップはなかったでしょう。

 

 

1.この業界で得られたことの一例

 

では、税理士試験をはじめ、この業界で得られたこととは何でしょうか。

一例を考えただけでも以下のものを挙げることができます。

 

(1) 数字全般に強くなったこと。億単位の数字にたじろがなくなったこと。

(2) 法律関係も同様であること。契約等に強くなり、商行為に一貫性が生じたこと。

(3) 勉強を通じて自分の特性を掴めたこと。自己観察に客観性を得られたこと。

(4) 同様に、物事の組み立て方や成果の出し方を覚えられたこと。

(5) 多くの社長や資産家と出会い、彼らの世界を観ることができたこと。

(6) 同様に、ビジネスの現場における様々なルールや方程式を観察できたこと。

(7) 上記を通じ、物事の因果関係を容易に捉えることができるようになったこと。

(8) 講師経験を通じ、プレゼン能力(伝達力や交渉力)を高めることができたこと。

(9) 上記を通じ、事業主に必要なスキルを得られ、数億単位の融資を引けたこと。

(10) トライ&エラーを必要以上に恐れなくなったこと。

(11) (10)の原因は、分析力の深化とリスク計算の的確さを体得できたこと。

(12) 上記を通じ、巨大なピンチに立ち向かい解決できたこと。

(13) 上記を通じ、自己評価を高く保ち、無駄な謙遜や卑下がなくなったこと。

 

 

…税理士試験や資格等に対してどのような見方をし、どのような価値を与えるかは皆さん次第です。税理士試験=税理士になるための手段だと捉えることは最もベースにあるものですが、そこだけに限定する必要性は全くありません。

 

 もし当方のように別の途を探りたければ、また、現場に失望するようなことがあれば、必要な箇所を取りだして自分用にアレンジすればよいですし、自分だけにある特性を理解していたり、或いは自分が目指したい方向があるなら、上記のように具体性を持ち、かつ行動すればオッケーです。トライ&エラーに対する恩恵として、必ず何かが得られ、また次に繋がって行くことでしょう。

 

 税理士試験は、それを試したり引き出すのにはよい材料です。合格するとかしないとかそれだけに止まるものではありません、それを超えた可能性を試していると考えてもらいたいと思います。

 

 また、経済的な+αも得られますから、当方のように次が欲しい、+αを求めたいという場合には、またとないベースの構築を試みるのであり、またとないツールに化けさせることも可能です。

 

 試験にしろ、資格にしろ、目の前のハエを追いかけることをやめると見えてくることもたくさんあると思います。アナタたちのやっていることはそういう可能性を拡げたり、別の扉を開く可能性を得る機会をも作り出し、その準備をしているのです。もちろん目の前の合否は大切ですが、万が一でもこの業界を通じて世の中を泳ぎきる力を養えば大丈夫ですよ。その中で資格があれば鬼に金棒、最強クラスの準備が完了します。

 

 明日からの試験はその腕試しです。まだ漠然とで構いません。向こう側に拡がる世界を想像して下さい。そうなれた後の自分を考えてみて下さい。何が思い浮かびましたか?またどのようになっているでしょうか。楽しみです。

 

 

【過去記事~不安解消の一助になるかな?】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【yahoo!天気・災害】

 

【気象庁】

引き続き台風及び気象関係にはご注意を。

 

【国税庁】

台風に伴う試験実施について

 

 

…では、引き続き頑張って下さい。