サイドゴアとかで使うゴムなんですが、年がかさむに連れ伸びたり破れたり、千切れたり色々起こってきます。今回ご照会するのはのびのびになってしまった石目ゴム。 なんだか厚みがあんまりないなぁーって思って、注文したゴムを見てみると厚みが違う… とりあえずバラしてみようと外してみると「何故に?!」!! ゴムの入り代を漉いて薄くしてるではありませんか… 薄くすると言う事は編み込んでいるゴムも多少切ってしまうと言う事。 ちゃんと止まるかなぁ?って思いながら漉き機で薄くして取り付けて縫ってみると「う~ん…履き口広くてゴムが固い!おまけに入り代の浮きが気になる!」 なもんでやり直し! 試行錯誤でとりあえず出来たは良いものの、フィット感がなぁ~と思いながらお客様に連絡。 来られて確認されたのですが、フィット感と浮きを気になさっていたので、薄めのゴムならまだマシかもしれないですが編み目は変わりますと説明すると「じゃあ、そうして!」って言われたのでやり直し! 近くの手芸店でゴムを購入し、また漉いて付けて、手直しして縫ってやっと完成。限界を感じました… 本来ゴムなど化成品は薄くすると編み込まれたゴムが飛んでしまうのと生地の強度も失われてしまうのでしないのですが、高級デザイナーブランドの靴はお構い無しみたいです!笑 修理と製作ではその箇所の作り方が違いますので、形になったものをやるのとまだ形になってない所からやるのでも作業性が全然違います。なので製作の面ではダメな参考に出来るのですが、修理の面では「何故に簡単に出来ないのか?!」と考えてしまう今日この頃です!笑


