新型コロナウィルスの暗躍が続く中、 次男進学。
立地的にアパート等への下宿は望めず、本人は死ぬほど嫌だと言っていた寮生活を余儀なくされる。
人見知りで集団行動が苦手な次男からすると抵抗を感じるのも無理からぬことと思わないでもないが、敢えてその環境に身を置くことで一皮剥けてくれたらとも思う。
とはいえ徒歩圏内にコンビニも無い隔絶された空間で、空いた時間に好きなゲームをするくらいの楽しみはあってもいいだろうと、モバイルルーターの導入を検討することにした(学生寮にwi-fi設備はない)。
いや、実際にはたいした検討もせずに決めてしまったのだが、今回はそれが功を奏したようだ。
というのも、現在モバイルルーター市場は取り扱い停止や納期待ちのオンパレード。
在宅ワークが増えた影響なのか営業自粛中なのか理由は分からないけれど、今すぐ欲しいという人は限られた数社のプロバイダーから選ばざるを得ない状況に陥っている。
30前後あるプロバイダーの中で契約したのは、「GMOとくとくBB」。ここを選んだ理由はただ一つ。20日間のお試し期間があるということだった。
というのも次男の学生寮はエリア診断でギリギリの境界線あたり。モバイルwifiの契約は3年縛りが基本なので、速度が出なくても違約金のことを考えると、中途解約に二の足を踏むことは目に見えていた。
その点、お試し期間があるなら実際に置いて速度テストをした上で、継続か解約か選択することが出来る。
またモバイルルーターは、クラウドsim方式(docomo、au、softbankの3社から最適な電波を自動で選択して接続。海外での使用も可能)と、UQモバイルが提供するWIMAXの2つがあるが、クラウドsimは通信の安定性に欠ける上にトラブルが頻発している状態なので、敢えてエリアギリギリのWIMAXを選択した。
そんな訳で出勤前にケータイでサクッと手続きを済ませると、翌日には到着。
早速電源を入れてみる。
選択肢は他にファーウェイ製のw-06があったが、インターフェイスが圧倒的にカッコよかったのでNECを選んだ。
wifiのキーがどこに書かれているのか探し回った以外には(ディスプレイに表示される方式だった)、特に困ることもなく接続完了。
興味があったので一晩いじくり倒した後、次男へ送り届けて連絡を待つ。
ほどなく次男からLINEで報告された速度は、
「6Mbs」
wx-06の下り最大速度440Mbpsを期待していたわけではないが、通信エリアの境界ではこのあたりが限界なのか...と思っていたら、立て続けにポンポンとLINEが入る。
「あの、」
「ちょっと聞きたい」
「寮の先輩が使っているw-05というルーター」
「LANケーブルで直結すると50Mbps出てるんだけど」
w-05はファーウェイ製の1世代前のルーターだ。
WIMAXはどこもUQモバイルの通信網を使用しているので、プロバイダーによる差は一切ない。
クレードルという充電スタンド兼拡張アンテナを装着してケーブル接続すれば、そこまで改善されるのか、それとも機種による性能差なのか確信が持てないまま、wx-06用のクレードルを追加注文する。
どこまで親バカなんだか。
そしてクレードル到着後に届いたLINEには、こう書かれていた。
「40Mbps出たよ!」
「ありがとう」
効果があったようで何よりだが、若者はどうしてLINEの文章を細切れに送ってくるのか。
ちなみにこのwx-06、WIMAX通信エリア内である自宅での速度テストの結果は...
1Mbps=1000Kbpsだからね。
1Mbpsの1/100も出ていないということになる。
Kbpsという単位自体久しぶりに見た。
何がなんだか分からんよ。ホント。

